皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。
いよいよ年の瀬も押し迫り、新年を迎える準備に忙しい時期となりました。
新しい年を迎えるにあたって欠かせないものといえば、おせち料理ですね。
そして、おせち料理を彩るのに欠かせないのがお重箱でございます。
今回はおせち料理の始まりやルーツを紐解きながら、お重箱の魅力についてご紹介いたします。
おせち料理のルーツ
おせち料理は、節句に神様にお供えしていた料理が始まりと言われています。
節句とは季節の変わり目のこと。
昔の人々は節句に神様にお供え物をして、豊作や健康を祈願していました。
やがて節句の中でも特に重要な新年のお供え物が、現代のおせち料理の原型となっていきました。
江戸時代になると庶民の間にもおせち料理が広まり、現在のような形になったと言われています。
お重箱の役割
おせち料理はもともと、器に盛られていました。
おせち料理を重箱に詰めるようになったのは、明治時代頃のこと。
「めでたさを重ねる」という意味が込められてのことでした。
また重箱は、料理を長期間保存するという役割も担っていました。
冷蔵庫のない時代、重箱はお正月に作った料理を保存しておくための大切な道具だったのです。
近年では、おせち料理のすべてを手作りする家庭は少なくなってまいりました。
市販のおせち料理も、華やかな装飾の施されたお重箱に詰め替えることで、お正月の食卓に彩りを添えることもできます。
お重箱は、新年の華やぐ気持ちを演出するのに最適です。
お重箱の選び方
お重箱には、様々な種類があります。
素材:木材、漆器、プラスチックなど
段数:二段、三段、五段など
近年では、モダンなデザインのお重箱も人気がございます。
素材やデザイン、大きさなど、用途に合わせてお重箱を選ぶと良いでしょう。
初めてお重箱を選ぶ際は、どのような点に注意すれば良いか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、お重箱選びのポイントをご紹介します。
選び方のポイントは、テーブルのサイズを考慮すること。
大きすぎるお重箱は他の料理を置くスペースを狭めてしまい、バランスが悪くなってしまいます。
また小さすぎるお重箱では、料理が入りきらず、せっかくのおせち料理を十分に楽しむことができません。
ご自宅のテーブルのサイズを測り、適切な大きさのお重箱を選びましょう。
鎌倉彫のお重箱
陽雅堂では、 鎌倉彫のお重箱をご用意しております。
鎌倉彫は、木を彫り漆を塗って仕上げる伝統工芸品です。
その温かみのある風合いと時が経つほどに深まる味わいは、おせち料理をさらに格調高く演出してくれるでしょう。
また鎌倉彫には、縁起の良い文様が施されているものも多くございます。
新年を迎えるにあたり縁起の良い鎌倉彫のお重箱で、おせち料理を彩ってみてはいかがでしょうか。
お重箱の取り扱い
鎌倉彫のお重箱は、天然の木材と漆を用いて作られております。
そのため、湿気や乾燥に弱いという特徴があります。
お重箱を長く美しくお使いいただくために、以下の点にご注意ください。
冷蔵庫での保管:冷蔵庫の中は乾燥しているため、お重箱に入れたまま保管するのは避けましょう。
水洗い:長時間水につけたり、食器洗い乾燥機を使用するのは避けましょう。
食器洗い用の洗剤で、洗っていただけます。
直射日光:直射日光に当てると、変色や変形の原因となりますので、ご注意ください。
お正月に人気の商品
おせち料理を盛り付ける器にもこだわりたいものですね。
陽雅堂ではお重箱以外にも、おせち料理に合う鎌倉彫の器を多数取り揃えております。
例えば銘々皿は、お正月の食卓を華やかに彩るのにぴったりです。
縁起の良い模様が施された祝い箸など、華やかなお正月の雰囲気を盛り上げてくれるアイテムもございます。
特に「銘々皿 4寸 沈 梅崩し」は、縁起の良い梅が大胆なモチーフとなっている人気の商品でございます。
当店のInstagramでご紹介したところ大変ご好評をいただいた、お正月に最適な商品です。
おわりに
お重箱はおせち料理を詰めるだけでなく、日本の伝統文化を伝える大切な役割を担っています。
新年は鎌倉彫のお重箱と共に、素敵な一年をお迎えください。
新年も元日より休まず営業いたします。
陽雅堂では、お客様のご来店を心よりお待ちしております。
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