鎌倉彫の姫鏡のご紹介
本日は鎌倉彫の姫鏡(ひめかがみ)についてお話し致します。
鎌倉彫の小さな鏡を姫鏡と呼びます。姫鏡はコンパクトで、ハンドバックに収納できます。女性が口元を直したり、身だしなみを確認する際に重宝します。
写真①②は完成して間もない桜の姫鏡です。漆の塗りたては黒く少しくすんでいます。
写真③牡丹は、長年使用した状態の姫鏡です。
③こちらは漆がほんのり赤味を帯びて落ち着いた色をしています。
漆は空気に触れる事により酸化を始め、黒ずんできます。初めはくすんだ状態ですが、やがて飴色に輝いてきます。これを「漆が透ける」*すけると表現します。飴色に漆が透き通った輝きを放つからです。 長年使い込んだ漆製品は味わいが増し、何とも言えぬ独特な光沢を持ちます。
鎌倉彫陽雅堂は 9月も休まず営業致します。
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