鎌倉が舞台「最後から二番目の恋」続編放送と鎌倉彫の“実用性”について紹介します

鎌倉彫 陽雅堂

皆様、こんにちは。 

鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。

鎌倉では桜の季節が名残を惜しむように過ぎ、代わって山々の新緑が目に眩しい、お出かけにも心地よい季節となりました。

皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

さて、鎌倉を舞台にした数々のドラマの中でも、特に「最後から二番目の恋」シリーズは、初回放送から年月を経た今もなお、多くの方々に愛され続けております。

本日は、このドラマの新エピソード放送記念といたしまして、作品と鎌倉彫の関わり、特に作中で語られた「実用性」というテーマに触れながら、贈り物にもふさわしい陽雅堂の逸品をご紹介させていただきます。

今も続くドラマ人気と鎌倉の風景

鎌倉彫 陽雅堂

「最後から二番目の恋」シリーズの魅力は、個性豊かな登場人物たちの軽妙な会話や心温まるストーリーはもちろんのこと、鎌倉の美しい風景や、そこに流れるゆったりとした時間をも感じさせてくれる点にございます。

ドラマのロケ地となった場所を巡る「聖地巡礼」に訪れる方は後を絶ちません。

極楽寺駅のレトロな佇まい、由比ヶ浜を望むカフェ、登場人物たちが暮らした家の周辺など、鎌倉の随所にドラマの世界観を感じられるスポットが点在しており、訪れるファンにとっては特別な場所となっているようでございます。

このことからも、いかにこのドラマシリーズが深く愛され、鎌倉という土地と強く結びついているかがうかがえます。

ドラマで語られた「鎌倉彫の引き出物」と“実用性”

鎌倉彫 陽雅堂

ドラマファンの方ならご記憶にあるかもしれませんが、2014年に放送されたシーズン「続・最後から二番目の恋」の第1話には、鎌倉彫が少しだけ登場する場面がございました。

長倉和平さん(中井貴一様)の娘さんの結婚式の引き出物を検討する中で、和平さんが候補に挙げたのが「鎌倉彫のお盆」。

これに対し、吉野千明さん(小泉今日子様)が「実用的じゃない」「重い」「どう使っていいかわからない」といった趣旨の意見を述べる、という印象的なやり取りがございました。

この会話は、鎌倉彫に馴染みのない方が抱くかもしれないイメージや、贈り物を選ぶ際の「実用性」という点を、ユーモラスに、しかし的確に捉えていたのかもしれません。

伝統工芸の持つ格調高さや美しさは認めつつも、現代生活の中で実際に使う場面を想像しにくい、と感じる方もいらっしゃるのは事実でございましょう。

「実用的じゃない」は誤解? 鎌倉彫の真の魅力

ドラマの中での会話はさておき、実際の鎌倉彫は、日々の暮らしに寄り添う「用の美」を大切にしております。

素材には桐や桂といった軽い木材を選び、お盆なども見た目よりずっと扱いやすいものが多くございます。

また、上質な漆で仕上げられた表面は、耐久性・耐水性に優れ、丁寧にお手入れすれば何十年と美しくお使いいただける、大変実用的な工芸品なのでございます。

実用性と美しさを贈るなら「銘々皿 牡丹崩し」

「お盆は少し大きいけれど、鎌倉彫の美しさは魅力的…」。

もし、引き出物や贈り物を選ぶ際に、先のドラマの会話のように実用性の面で少し迷われるのでしたら、私どもが自信を持っておすすめするのが「銘々皿(めいめいざら)」でございます。

その中でも特に「銘々皿 5寸 牡丹崩し 上 重ね花びら」は、美しさと使いやすさを見事に両立させた、贈り物として大変お喜びいただける一品でございます。

銘々皿 5寸 牡丹崩し 上 重ね花びら

優美な意匠
富貴の象徴である牡丹の花を、職人が「崩し」と「重ね花びら」の技法で繊細かつ立体的に彫り上げております。手仕事ならではの温もりと格調高い美しさがございます。

際立つ実用性
直径5寸(約15cm)は、和菓子にも洋菓子にも、またお料理の取り皿としても大変使いやすい大きさです。
そして特筆すべきは、皆様が気にされるかもしれない油分の多いケーキや焼き菓子などを、直接のせてお使いいただいても全く問題ないという点です。
上質な漆仕上げならではの耐久性がございますので、安心してお使いいただき、ご使用後は柔らかいスポンジと食器洗い用洗剤で洗えます。

確かな品質
厳選された素材と伝統の技で、一点一点丁寧に作られております。
永く使うほどに艶を増し、愛着の深まる逸品です。

贈り物として
程よい大きさで収納にも困らず、実際に使っていただける場面が多いことから、「美しくて、しかも使える嬉しい贈り物」として大変ご好評をいただいております。

陽雅堂からのご提案

この「銘々皿 牡丹崩し 上 重ね花びら」は、結婚式の引き出物、各種お祝い、内祝い、大切な方への感謝のしるし、企業の記念品など、様々な贈答シーンに最適でございます。

受け取られた方の日常に、ささやかな彩りと豊かさをお届けできることと存じます。

陽雅堂では、ギフトラッピングや熨斗のご相談も承っております。

鎌倉にお越しの際には、ぜひ店舗にお立ち寄りいただき、実物をお手に取って、その軽さ、彫りの精緻さ、漆の美しい艶をお確かめくださいませ。

鎌倉の記憶と共に、確かな逸品を

新シリーズもこの度放送開始したドラマ「最後から二番目の恋」シリーズと、古都鎌倉に息づく伝統工芸・鎌倉彫。

ドラマで語られた「実用性」というテーマは、伝統を現代にどう繋いでいくか、という私ども作り手にとっても大切な問いかけでございます。

陽雅堂がお届けする鎌倉彫が、美しいだけでなく、皆様の日々の暮らしの中で喜びをもたらす実用的な品であることを、この銘々皿を通じて感じていただけましたら幸いに存じます。

ドラマゆかりの地を巡る「聖地巡礼」で鎌倉にお越しの際には、ぜひ陽雅堂の店舗にもお立ち寄りいただき、鎌倉が育んだもう一つの魅力である鎌倉彫の世界にも触れてみてくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

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神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
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〜鎌倉彫下駄の魅力〜古都鎌倉の伝統を受け継ぎ足元を彩る逸品をお手元に

陽雅堂の下駄

皆様、こんにちは。

鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。

桜の便りも一段落し、若葉が目に眩しく、風薫る爽やかな季節が訪れました。

皆様いかがお過ごしでございましょうか。 

ここ古都鎌倉では、日差しも暖かく、散策には絶好の季節を迎えております。

さて本日は、陽雅堂が大切にお作りしております「鎌倉彫下駄」の魅力について、改めてご紹介させていただきたく存じます。

鎌倉彫の美しさと、日本の伝統的な履物である下駄が融合した、まさに用の美を体現する逸品でございます。

鎌倉彫下駄とは? 800年の歴史を伝える履物

鎌倉彫 陽雅堂

鎌倉彫は、約800年前、武士の都であった鎌倉の地で生まれたとされる伝統工芸でございます。

その特徴的な彫刻と漆塗りの技法は、長い年月をかけて職人たちによって磨き上げられてまいりました。

陽雅堂の鎌倉彫下駄は、この伝統ある鎌倉彫の技を、履物の「台」に施したものでございます。 

素材には、軽くて足馴染みが良いとされる国産の桐(きり)を厳選して使用しております。

桐は湿気を吸いにくく、素足で履かれましてもさらりとした感触が心地よいのが特徴でございます。

この桐の台に、熟練の鎌倉彫職人が丹念に手彫りで文様を刻み込みます。

そして、その上から天然の漆を幾重にも塗り重ねることで、鎌倉彫特有の深みのある艶と、美しい色彩、そして耐久性が生まれるのでございます。

単なる履物としてだけでなく、工芸品としての風格も備えております。

伝統の継承とお客様への想い

私ども陽雅堂では、鎌倉彫下駄を、先人たちが築き上げてきた文化を受け継ぎ、未来へと繋ぐ大切なものと心得ております。

「用の美」の追求

鎌倉彫の美しさはもちろんのこと、下駄は日々お使いいただく「道具」としての役割も重要でございます。

陽雅堂では、見た目の美しさのみならず、軽さ、足への負担を考慮した形状、歩きやすさといった実用性を何よりも大切にしております。

現代人の足の悩みにも配慮し、長時間お履きになられても心地よさを感じていただけるよう、細部にわたり工夫を凝らしております。

職人との絆

鎌倉彫の彫り、下駄の木地作り、漆塗り。

それぞれの工程を担う専門の職人たちの存在なくして、陽雅堂の下駄は完成いたしません。

互いの技を尊重し、信頼関係に基づいたものづくりを大切に、日々製品作りに励んでおります。

現代の装いに伝統の「粋」を添えて

鎌倉彫 陽雅堂

「下駄は和装にしか合わないのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、陽雅堂の鎌倉彫下駄は、現代のライフスタイルにも自然に溶け込むよう、デザインにも心を配っております。

多様な意匠

鼻緒には、網代(あじろ)や紗綾形(さやがた)といった古典文様。

彫りには季節の草花、縁起の良いとされる龍や鯉の意匠、さらにはモダンな感覚の柄まで、幅広いデザインをご用意しております。

洋装との組み合わせ

デザイン次第では、浴衣やお着物だけでなく、麻のパンツやロングスカートなど、普段のお洋服に合わせていただくことで、粋なアクセントとなります。

脱いだ姿も美しく

日本の美意識には「見立て」や「隠れたお洒落」がございます。

例えば、左右の下駄を揃えて脱いだ時に、二つで一つの文様が完成するような遊び心のある意匠もございます。

これは、履いている時だけでなく、玄関に置かれた佇まいまで美しくありたいという、「粋」の精神を表現したものでございます。

おすすめの一足

鎌倉彫 紳士下駄 色付き 鷹

数ある陽雅堂の下駄の中から、特に力強さと気品を感じさせる男性用の一足をご紹介いたします。

鎌倉彫 紳士下駄 色付き【鷹】

鎌倉彫 紳士下駄 色付き 鷹

こちらは、紳士用の履きやすい形の台に、勇壮な「鷹」の姿を鎌倉彫で生き生きと描き出し、彩り豊かに仕上げたお品でございます。

意匠の由来

大空を雄大に舞う鷹は、古来より力や勇気、先を見通す眼力、そして成功や出世を象徴する縁起の良い鳥とされてまいりました。

鎌倉彫の精緻な彫りと色漆(いろうるし)によって、鷹の鋭い眼光や力強い翼の様子が見事に表現されております。

装い

特別な日のお洒落にはもちろんのこと、大切な節目を迎える方への贈り物や、成功を願う気持ちを込めた記念品としても、大変相応しい一品かと存じます。

父の日など、大切な方への贈り物としても大変お喜びいただけるかと存じます。

鎌倉の店舗へお立ち寄りくださいませ

鎌倉陽雅堂外観

陽雅堂は鎌倉、鶴岡八幡宮の目の前に店舗を構えております。

鎌倉彫下駄は、実際に手に取っていただくことで、その軽さ、彫りの精緻さ、漆の温もりをより深く感じていただけると存じます。

また、店頭ではお客様の足に合わせて鼻緒の調整も承っておりますので、最適な履き心地の一足をお選びいただけます。

鎌倉散策の折には、ぜひお気軽に陽雅堂の店舗へお立ち寄りくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
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陽雅堂地図
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
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新緑の鎌倉を歩く!平安末期~鎌倉初期の息吹を感じるハイキングと未来の匠の技「鎌倉彫」

陽雅堂公式ブログ

皆様、こんにちは。鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。

春の陽気に誘われ、新緑が目に鮮やかな季節となりました。

鎌倉は、源頼朝公が幕府を開いた平安末期から鎌倉時代初期にかけて、日本の中心として栄えた地でございます。

しかし昨今は、国内外から多くのお客様にお越しいただき、とくに週末の江ノ電沿線などは大変な賑わいを見せております。

そこで今回は、混雑を避けながら鎌倉の歴史と自然を心ゆくまでご堪能いただける、おすすめのハイキングコースをご紹介いたします。

「鎌倉殿の13人」の舞台となった地を巡り、当時の息吹を感じながら、心身ともにリフレッシュなさいませんか?

「鎌倉殿の13人」ゆかりの地を巡る!おすすめハイキングコース

鎌倉彫 陽雅堂
寿福寺 参道

源頼朝公や北条義時公をはじめとする「鎌倉殿の13人」が活躍した時代の史跡を巡るハイキングコースは、歴史を愛する皆様に格別のおすすめでございます。

以下のコースは、鎌倉駅周辺から少し足を伸ばし、自然豊かな道を歩きながら、当時の面影を偲ぶことができます。

モデルコース例
◎スタート◎ 鎌倉駅西口→無量寿院跡(鎌倉歴史文化交流館​)→寿福寺→ 岩船地蔵堂→ 亀ヶ谷坂→建長寺→円覚寺→常楽寺→◎ゴール◎ 大船駅

このコースの詳細は、こちらのサイトもご参考になさってください。
https://www.trip-kamakura.com/article/2022kamakuradono/modelcourse1.html

心地よい春の風を感じながら、緑豊かな自然の中を歩くのは、日頃の喧騒を忘れさせてくれる最高のひとときでございます。

鎌倉は、少し足を伸ばせば豊かな自然が広がる、大変環境の良い街でございます。

さらに史跡を巡ることで、遠い昔の鎌倉に思いを馳せ、歴史のロマンを感じることができるでしょう。

夏の暑さが本格化する前に、過ごしやすいこの季節にぜひお楽しみください。

ハイキングの後は陽雅堂へ

鎌倉陽雅堂外観

ハイキングで心地よい疲れを感じられましたら、ぜひ陽雅堂にお立ち寄りください。

当店は、ハイキングコースの拠点となります鎌倉駅からもほど近い場所にございます。

もし鎌倉殿の時代の人が鎌倉彫を見たら…

唐獅子牡丹 雲板
雲盤 尺3 唐獅子牡丹

さて、ここで少し想像の翼を広げてみましょう。

もし、平安末期から鎌倉時代初期を生きた人々、例えば源頼朝公や北条政子様、あるいは「鎌倉殿の13人」の面々が、未来の鎌倉で作られた鎌倉彫を目にしたら、どのような言葉を漏らすでしょうか。

雅な装束に身を包んだ姫君は、その繊細な花の彫刻に目を奪われ、ため息をつくかもしれません。

武士であれば、技巧に感嘆することでしょう。

質実剛健を旨とする北条義時公でさえ、その職人の技に感服するかもしれません。

当時の人々にとって、このような繊細な彫刻を施した鎌倉彫の製品は、想像もできないほど斬新で美しいものに映ったことでしょう。

未来の鎌倉の匠の技を、夏の装いに

鎌倉彫 陽雅堂

陽雅堂では、熟練の職人が丁寧に彫り上げた、美しく履き心地の良い婦人下駄を多数取り揃えております。

当時の人々が驚嘆するであろう、精緻な鎌倉彫の美しさを、ぜひ現代の皆様の夏の装いに取り入れてみませんか?

伝統的な和柄から、モダンで可愛らしいデザインまで、様々な種類をご用意しております。

浴衣はもちろん、普段のちょっとしたお出かけにも、足元を涼やかに、そして上品に演出いたします。

ハイキングで鎌倉の歴史と自然を感じられた後は、未来の鎌倉の匠の技、鎌倉彫の下駄をぜひご覧ください。

店頭では、実際に下駄をお試しいただくことも可能です。

暑くなる前の今ならば、商品の在庫も豊富にございます。

この機会に、職人の技が光る一足を、夏の装いに加えてみてはいかがでしょうか。

鎌倉彫 婦人下駄 芳町 朝顔

鎌倉彫 婦人下駄 芳町 朝顔

鎌倉彫らしい刀痕をあしらった、二本歯の下駄です。

夏の装いに加えてみてはいかがでしょうか。

おわりに

新緑が美しいこの季節、鎌倉のハイキングコースで歴史と自然を満喫され、その足でぜひ陽雅堂にお立ち寄りください。

皆様の夏の装いを彩る、未来の鎌倉の美しい技術、鎌倉彫の下駄との出会いをお手伝いさせていただきます。

心よりご来店をお待ちしております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

陽雅堂地図
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

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