皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。
寒さの中にも少しずつ柔らかな日差しが感じられるようになり、鎌倉の街も春の支度を始めているようです。当店の目の前にある鶴岡八幡宮では冬の凛とした空気から、草木が芽吹く生命力あふれる季節へと移ろいを見せています。桜の蕾も、今か今かと開花の時を待っているかのようです。
春はお着物でのお出かけが、ひときわ楽しい季節でございますね。柔らかい春色の着物に袖を通し、古都・鎌倉を散策する。そんな優雅な休日に、物語のある「鎌倉彫の帯留め」を合わせてみてはいかがでしょうか。
本日は春の装いに添えたい花や植物、そして愛らしい意匠の帯留めをご紹介いたします。
装いに季節を運ぶ、梅の意匠

春を告げる花といえば、やはり梅でしょうか。古くから「百花の魁(さきがけ)」と呼ばれ、厳しい冬を越えて最初に美しい花を咲かせる姿は、強さと可憐さを兼ね備えています。
縁起の良い組み合わせ「ひさご梅」
ひょうたん(ひさご)の形に、愛らしい梅の花をあしらった一品です。ひさごは古来より除災招福のお守りや、末広がりの形から繁栄のシンボルとされてきました。そこに春を呼ぶ梅を合わせることで、大変おめでたい吉祥文様となっております。

落ち着いた朱色と漆の艶は淡い桜色や若草色のお着物とも相性が良く、帯周りを引き締めてくれます。「今年も良い春になりますように」という願いを込めて身につけるのも素敵ですね。
凛とした枝ぶりを楽しむ「二色入り枝梅」
こちらは梅の花だけでなく、力強い「枝」の曲線美を描いた帯留めです。鎌倉彫の特徴である「彫り」の陰影が際立ち、乾口(ひくち)と呼ばれる古色仕上げと、色漆のコントラストが洗練された大人の雰囲気を演出します。

枝梅の文様は、写実的でありながら絵画のような趣があります。無地場(むじば)の多い帯や、少し粋な紬(つむぎ)の着物に合わせていただくと、着こなしの主役として映えることでしょう。
自然の造形美と遊び心

花以外にも自然の恵みや愛らしい動物をモチーフにした帯留めは、会話のきっかけにもなる楽しいアイテムです。
春の日差しを楽しむ「猫呂色」
最後にご紹介するのは、植物の合間で遊んでいるかのような「猫」の帯留めです。「呂色」とは炭で研ぎ出し、油分を含まない生漆を塗って磨き上げる鏡のように美しい黒色の仕上げです。

春の暖かな日差しの中で、日向ぼっこをしている猫の姿が目に浮かぶようです。花柄のお着物にこの猫の帯留めを合わせれば、まるで「花畑で遊ぶ猫」のような物語が生まれます。伝統的な技法で作られた黒の輝きは、可愛らしさの中にも高級感を感じさせ、大人の遊び心を満足させてくれます。
鎌倉彫で、心華やぐ春のお出かけを

鎌倉彫の堅牢さと使い込むほどに増す艶は、皆様の日常に寄り添い長い時間を共に過ごすパートナーとなります。
小さな帯留め一つですが、そこには職人の手仕事と季節を慈しむ日本の心が込められています。今年の春は陽雅堂の帯留めと共に、鎌倉の情緒を感じるお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/
【実店舗】

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30
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