〜お箸の替え時はいつか〜 漆のお箸を長く美しく愛用するお手入れ方法

お箸の替え時とは。漆のお箸を長く美しく愛用するお手入れ方法

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

11月に入り、カレンダーも残りあと二枚となりました。朝晩の冷え込みが一段と増し、温かいお鍋や湯気の立つお食事が一層美味しく感じられる季節でございますね。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

さて、年末が少しずつ近づいてくると身の回りのお道具を見直し、新しい年を迎える準備を意識し始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、毎日のお食事に欠かせない『お箸の寿命と買い替えのサイン』、そして長く美しくお使いいただくためのお手入れ方法についてお話しいたします。

ご存知ですか? お箸の寿命と買い替えのサイン

ご存知ですか? お箸の寿命と買い替えのサイン

毎日、朝・昼・晩と必ず手に取り、直接口に運ぶお箸。折れない限りはいつまでも使い続けられると思われがちですが、実はお箸にも寿命がございます。一般的に、毎日お使いになるお箸の買い替えの目安は『約1年』とされているのをご存知でしょうか。

ご自宅の箸立てにあるお箸を、一度じっくりと観察してみてください。

◆箸先の塗装(漆)が剥がれて、中の木地(素地)が見えてしまっている
◆先端が欠けていたり、丸くすり減っている
◆持ち手の部分などに、ヒビ割れやささくれができている

これらはすべて、お箸からの替え時のサインでございます。特に、塗装が剥がれたりヒビが入ったりした部分から水分が染み込むと、目に見えない雑菌やカビが繁殖する原因となってしまいます。

衛生的で美味しいお食事を楽しむためにも、年に一度、あるいは新年を迎えるタイミングでお箸を新調することは、とても理にかなった習慣なのです。

漆のお箸を長く美しく愛用するための『3つのコツ』

漆のお箸を長く美しく愛用するための『3つのコツ』

良いお箸を手に入れたら、できるだけ長く美しい状態で愛用したいものですよね。鎌倉彫をはじめとする高級な塗箸(漆塗りなど)を長持ちさせるための、簡単なお手入れのポイントをご紹介いたします。

1. 「浸け置き」は避ける
お食事が終わった後、お茶碗と一緒にお水の中へ長時間浸け置くことは避けてください。長時間水に浸けると木が水分を吸って膨張し、表面の漆が割れたり剥がれたりする一番の原因となります。

2. 食洗機は避け、優しく「手洗い」
漆塗りの木製箸は、熱や強い水流や強力な洗剤にとてもデリケートです。食洗機や乾燥機のご使用は避け、台所用中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく撫でるように手洗いをしてください。硬いたわしでこするのも厳禁です。

3. 洗った後はすぐに水分を拭き取る
洗い終わった後は自然乾燥を待つのではなく、清潔な布巾でサッと水分を拭き取ってください。その後、風通しの良い日陰で保管していただくことで、漆特有のしっとりとした艶を長く保つことができます。

新しい年を迎える準備に。陽雅堂おすすめのお箸3選

新しいお箸でいただくお食事はいつもより背筋が伸び、心まで清々しくなるものです。買い替えや、大切な方へのギフトにおすすめの逸品をご紹介いたします。

匠夫婦箸 義経

匠夫婦箸 義経

力強さと風格を感じさせる義経と名付けられた夫婦箸でございます。職人が一膳一膳丹精を込めて削り出し、上質な漆を塗り重ねて仕上げました。手にしっかりと馴染む持ち心地と箸先のなめらかな口当たりは、毎日の食卓に安心感をもたらしてくれます。ご夫婦で新調されるのはもちろん、ご両親への贈り物としても大変喜ばれるお品です。
→ 「匠夫婦箸 義経」をオンラインショップで見る

匠一膳箸 久兵衛

匠一膳箸 久兵衛
匠一膳箸 久兵衛

ご自身の毎日のお食事用として、ぜひ手に取っていただきたいのがこちらの久兵衛です。シンプルでありながら、鎌倉彫ならではの美しい刀の痕が指先に心地よくフィットし、すべりにくく大変使いやすい作りとなっております。使うほどに深みを増す漆の艶を育てながら、日々のお食事を丁寧に味わうための良き相棒となるはずです。
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本塗一膳箸 亀

本塗一膳箸 亀
本塗一膳箸 亀

「鶴は千年、亀は万年」と古くから言われるように、健康と長寿を象徴する縁起の良い亀の意匠が施された本塗りのお箸です。幾重にも重ねられた漆の奥深い輝きと、愛らしい亀のワンポイントが、お食事のたびにほっこりとした温かい気持ちにさせてくれます。ご家族の長寿を願うギフトや、新年から使い始める縁起物のお箸として、これ以上ないほどふさわしいお品でございます。
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毎日口に運ぶものだからこそ、良いものを

毎日口に運ぶものだからこそ、良いものを

私たちに四季折々の味覚を運んでくれるお箸。
毎日当たり前のように使う道具だからこそ、その小さな消耗に気づき、労る気持ちを持つことで、日々の暮らしがより豊かで丁寧なものへと変わっていきます。

ぜひこの機会に、ご自宅のお箸を見直してみてはいかがでしょうか。

秋も深まり、温かいお茶が恋しい季節となりました。鎌倉散策の折にはぜひ陽雅堂にて、ご自身の手にしっくりと馴染む新しいお箸を探してみてくださいませ。

皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。


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秋のおもてなしは「良い器」から。遊び心と漆の艶で彩る、お茶の時間のしつらえ

秋のおもてなしは「良い器」から。遊び心と漆の艶で彩る、お茶の時間のしつらえ

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

10月もいよいよ最終週を迎えました。朝夕の空気は一段と冷たさを増し、鎌倉の山々も少しずつ秋の色へと装いを深め始めております。

気候が安定し、お部屋に差し込む光も柔らかくなるこの時期は、ご自宅に親しいご友人やお客様をお招きする機会も増えるのではないでしょうか。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

本日は、深まる秋のティータイムをより上質な時間へと導く『おもてなしの器』と、大人の遊び心を効かせたテーブルコーディネートをご提案いたします。

おもてなしの心は一杯のお茶と良い器から

「遠方からわざわざ足を運んでくれた友人に、くつろいでもらいたい」
「久しぶりに会うお客様と、和やかな時間を過ごしたい」

ご自宅にお客様をお迎えする際、一番のおもてなしとなるのは相手を想うお気持ちそのものです。その目に見えない『歓迎の心』を最も美しく、そして雄弁に伝えてくれるのが、お茶と一緒にお出しする器の存在でございます。

お客様の顔を思い浮かべながら、どの器にどんなお菓子を乗せようかと戸棚の前で思案する時間。それはすでにおもてなしの始まりです。

上質な漆の器に季節の和菓子がそっと乗せられて運ばれてきた時、お客様は「自分のために、わざわざ良い器を選んで丁寧に準備をしてくれたのだな」と、言葉以上の深い歓迎のメッセージを受け取ることでしょう。良い器はその場の空気を和らげ、会話に美しい花を咲かせてくれる魔法の道具なのです。

和菓子の色彩が際立つ。最高級の黒「菓子皿 牡丹崩し 呂色」

秋のおもてなしにまずおすすめしたいのが、吸い込まれるような黒の艶が美しい菓子皿でございます。

菓子皿 牡丹崩し 呂色 秋

こちらは菓子皿 牡丹崩し 呂色(ろいろ)というお品です。
『呂色』とは、漆塗りの中でも最高級とされる仕上げの技法。塗っては炭で研ぎ、また塗っては磨くという途方もない手間をかけることで、まるで鏡面のような深く艶やかな黒を生み出します。

盤面には、百花の王である牡丹をモダンに図案化した『牡丹崩し』が彫り込まれており、光の加減によって、その流麗な彫りが静かに浮かび上がります。

写真をご覧いただくとお分かりのように、柿や栗といった秋の味覚を模した和菓子をこの呂色のお皿に乗せると、お菓子の鮮やかなオレンジや紫色がハッと息を呑むほど美しく際立ちます。まるで夜の闇の中に浮かび上がる芸術作品のように、お菓子そのものを極上のご馳走へと引き上げてくれる一枚です。
→ 「菓子皿 牡丹崩し 呂色」をオンラインショップで見る

自由な発想でおもてなし。「ペン皿」に託す大人の遊び心

そしてもう一つ、陽雅堂からぜひおすすめしたい粋な『おもてなしのアイデア』がございます。

ペン皿 秋

こちらの美しい朱色の横長のお皿。和菓子が上品に二つ並んでおりますが、実はこの器は本来、書斎などで使うペン皿(ペントレイ)として作られ、販売されているお品なのです。

「文房具を乗せるお皿に、食べ物を乗せてもいいの?」と驚かれるかもしれません。しかし、鎌倉彫のペン皿は食器類と同じ天然の木と上質な漆を用いて、堅牢に作られております。そのため銘々皿などと同様に、お茶請けのお皿としてもお使いいただけるのです。

細長い長方形のフォルムは、丸いお皿が多い食卓の中で、スタイリッシュでモダンなアクセントとなります。

用途にとらわれず、美しいものを自由に生活に取り入れる。それこそが本当に豊かなライフスタイルであり、最高のおもてなしの形ではないでしょうか。
→ 「ペン皿」をオンラインショップで見る

深まる秋、心通うひとときを

銘々皿 胴張4寸 八方刀痕 秋

おもてなしの心は、一杯のお茶と良い器から。
漆の艶やかな輝きと、手仕事の温もりが宿る鎌倉彫のお道具たちは、皆様の『大切な人をもてなしたい』という優しいお気持ちに、しっかりと寄り添ってくれます。

鎌倉の木々も少しずつ色づき、散策が楽しい季節となってまいりました。秋のお出かけの際には、ぜひ陽雅堂へもお立ち寄りいただき、ご自身ならではの『遊び心』を満たす器を探してみてくださいませ。

皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております


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〜玄関先に福を呼ぶ〜愛らしい縁起物「ミニ下駄」と秋の鎌倉散歩

〜玄関先に福を呼ぶ〜愛らしい縁起物「ミニ下駄」と秋の鎌倉散歩

皆様、こんにちは。

鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

10月も下旬に入り、鎌倉を吹き抜ける風にも凛とした秋の冷たさが感じられる季節となりました。空は高く澄み渡り、山々の木々も少しずつ、その葉先から赤や黄色へと衣替えの準備を始めているようです。

暑くもなく寒くもないこの時期は、一年の中でも最もお出かけに適した心地よいシーズンでございますね。澄み切った秋晴れの空の下、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

色づき始める鎌倉。自分の足で歩く、秋の散策の喜び

色づき始める鎌倉。自分の足で歩く、秋の散策の喜び

鎌倉の本格的な紅葉シーズンは例年11月下旬から12月にかけてでございますが、少しずつ秋の色が深まっていく今の時期の散策も、また格別な趣がございます。

混雑が本格化する前の静かな境内を歩き、澄んだ空気の中で深呼吸をする。木漏れ日の中で、わずかに色づき始めたモミジや、足元にコロンと落ちた木の実を見つける喜びは、秋の訪れを自分だけの秘密のように感じさせてくれます。

北鎌倉から源氏山を抜けて長谷へ向かうハイキングコースや、心地よい潮風を感じる海沿いの道など、鎌倉には「歩く」ことでしか出会えない美しい風景が無数に広がっています。健やかな足取りで一歩一歩踏みしめ、四季の移ろいを肌で感じる。それは、忙しい日常をリセットしてくれる何にも代えがたい豊かな時間ではないでしょうか。

健脚を願い、福を招く。縁起物としての「下駄」

健脚を願い、福を招く。縁起物としての「下駄」

そんな秋の散策の「歩く楽しみ」にも通じる、古くからの日本の縁起物がございます。それが「下駄」でございます。

昔から、私たちの足元を支える履物である下駄には、「いつまでも自分の足でしっかりと歩けますように」という、足腰の健康と長寿への温かい願いが込められてきました。

また、下駄は左右が揃って初めて一足の役割を果たすことから「夫婦円満」の象徴とされたり、玄関先に飾ることで「足が向く(良いご縁やお客様がやって来る)」として、福を招き入れるお守りとしても大切にされてきたのです。

手のひらサイズの愛らしさ。種類豊富な「ミニ下駄」

ミニ下駄 鎌倉ミニ小町
ミニ下駄 鎌倉ミニ小町

この度、陽雅堂のオンラインショップに、そんな縁起の良い下駄を手のひらサイズに縮小した愛らしい「ミニ下駄」が多数追加されました。

長さわずか数センチという可愛らしいミニチュアサイズでありながら、決して手を抜くことなく、実用的な下駄と全く同じ丁寧な工程で作られています。細やかな刀の痕や、ふっくらと結ばれた愛らしい鼻緒、そして艶やかな漆の光沢。ころんとしたフォルムの中に、職人の魂と大人の遊び心がたっぷりと詰まっており、眺めているだけで自然と微笑んでしまうような魅力がございます。

ご自宅の玄関の靴箱の上や、リビングの飾り棚、あるいはオフィスのデスクの片隅に。場所を取らずにちょこんと飾っていただけるため、秋の和モダンインテリアとしても大変おすすめです。小さなお盆や敷板の上に、色づいた落ち葉などと一緒に飾っていただくと、より一層季節感のある上品なしつらえが完成いたします。

ご自身の健やかな日々を願うお守りとしてはもちろんのこと、ご両親や大切な方へ「これからも元気でお出かけを楽しんでね」というメッセージを添えた心温まる贈り物としても、大変喜ばれるお品です。色鮮やかな朱色や、落ち着いた漆黒、華やかなお花の彫刻など、多彩なデザインが揃っておりますので、ぜひお気に入りの一足を見つけてみてください。

→ミニ下駄をオンランショップで見る

秋の深まりとともに、健やかな足取りで

健脚を願い、福を招く。縁起物としての「下駄」 (2)

木々が少しずつ色づき、歩くことが楽しくなるこれからの季節。

ぜひ、お天気の良い休日には鎌倉へ秋を探しにいらしてください。そして、散策の帰り道には陽雅堂にお立ち寄りいただき、玄関先に福を呼ぶ小さな「ミニ下駄」たちとの出会いをお楽しみいただければ幸いです。

深まりゆく秋の鎌倉にて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。オンラインショップでも、個性豊かなミニ下駄たちが皆様をお待ちしております。


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秋の夜長。「ひやおろし」と秋の味覚を少しずつ楽しむ「丸盆」の晩酌

秋の夜長。「ひやおろし」と秋の味覚を少しずつ楽しむ「丸盆」の晩酌

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

10月に入り、朝夕の空気にひんやりとした心地よい涼しさを感じるようになりました。スーパーや酒屋さんの店頭には、秋の味覚とともに「ひやおろし」の文字が並び始める季節ですね。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

「ひやおろし」とは春に搾ったお酒を涼しい蔵の中でひと夏じっくりと寝かせ、旨味がたっぷりと乗った秋にだけ出荷される特別なお酒です。翡翠色に輝くもっちりとした銀杏や、香り豊かなきのこ類、脂の乗ったお魚などの秋ならではの食材と合わせると、そのふくよかな味わいがより一層引き立ちます。

本日はそんな秋の夜長にぴったりの、ご自宅で小料理屋のような粋な時間を楽しめる「お盆」を使った晩酌スタイルをご提案いたします。

いつもの食卓を特等席に変える、お盆のしつらえ

美味しいお酒と秋の味覚が手に入ったら、いつものダイニングテーブルにそのままお皿を並べるのではなく、ぜひ鎌倉彫の「お盆」をランチョンマット代わりに敷いてみてください。

判小判イメージカット(晩酌)

お盆という枠を一枚設けるだけで、日常の食卓から切り離された自分だけの特別な「特等席」が完成いたします。

写真のように落ち着いたトーンの漆の器をキャンバスに見立てれば、お猪口の内側に施された金箔の輝きや、新鮮なお刺身の瑞々しい色彩がハッと驚くほど美しく浮かび上がります。凛とした静かな夜にふさわしい、大人の贅沢な時間の始まりです。

手仕事の漆器は、そこに置かれたお酒とお料理の「格」を、静かに、そして確かに引き上げてくれるのです。

小鉢を集めて。自分だけの「特製おつまみセット」を作る喜び

秋の味覚を存分に味わうなら、「少しずつ、いろいろなものを楽しむ」というスタイルも大変おすすめです。

丸盆イメージカット(小鉢)秋

少し大きめのお盆の上に、ご自宅にある小さな豆皿や小鉢をいくつも並べてみてください。買ってきたお惣菜や作り置きの煮物、塩炒りした銀杏などをちょこちょこと盛り付けるだけで、目にも楽しい「特製おつまみセット」の出来上がりです。

美しい漆のお盆の上に柄の異なる陶磁器の小鉢が賑やかに並ぶ様子は、見ているだけで心が華やぎますね。どれから箸をつけようかと迷いながら、ゆっくりとグラスを傾ける。そんな丁寧で豊かな時間が、一日の疲れを優しく解きほぐしてくれます。

秋の晩酌の頼もしい舞台。丸盆尺 翁

丸盆尺 翁

こうした晩酌のスタイルにおすすめしたいのが、「丸盆尺 翁」でございます。

「尺(しゃく)」とは約30cmのサイズのこと。徳利とお猪口、そして小鉢を2〜3個乗せるのに最もバランスが良く、おひとり様の晩酌セットを一つにまとめるのに丁度良い大きさです。

そして「翁」とは、能面の一つ。穏やかな微笑みをたたえた老人の面で、長寿や繁栄を願うおめでたい席の象徴として古くから大切にされてきました。その福々しい翁の面が品良く彫り込まれております。

凛とした佇まいでありながら主張しすぎない意匠は、上に乗せる小鉢の柄や、ガラス、陶器といった異素材の酒器とも見事に調和します。

翁の面に見守られながら静かにお酒を楽しむ。使うたびにしっとりと手に馴染み、時間を重ねるごとに漆の艶が深まっていく、まさに大人の秋の夜長に寄り添う頼もしい一枚でございます。
→ 「丸盆尺 翁」をオンラインショップで見る

虫の音をBGMに、酔いしれる秋

まとめ

窓の外から聞こえる秋の虫の音に耳を傾けながら、美味しいお酒と秋の味覚を少しずつ、ゆっくりと味わう。

今年の秋は鎌倉彫の丸盆を舞台にして、心ゆくまで秋の夜長を満喫してみてはいかがでしょうか。

秋風が心地よい鎌倉にて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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北鎌倉の静かな秋風と。秋の和菓子を美しくいただく銘々皿のご提案

秋の装いを格上げ。ふんわりニットやジャケットに映える、鎌倉彫アクセサリーと抜け感のひみつ

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

10月に入り、鎌倉を吹き抜ける風にもすっかり秋の涼しさが混じるようになってまいりました。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

今年の9月は雨模様の日が多く、関東甲信地方をはじめ各地で統計開始以来の最少日照時間を更新するほどの異例の長雨となりました。木々が鮮やかに色づくには、朝晩の冷え込みと十分な日差しの二つが欠かせません。そのため、各地の人気スポットからも今年の色づきを心配する声が聞かれ、少し気がかりな秋の幕開けとなっています。

とはいえ、10月に入ってからは太平洋側を中心に秋晴れの日も増えてまいりました。これからの天候の回復と寒暖差によって、木々の色づきが少しでも進むことを期待したいですね。

しっとりとした北鎌倉の散策と、秋の味覚

紅葉の見頃にはまだ少し早いかもしれませんが、この時期の鎌倉は特に円覚寺や浄智寺などが集まる「北鎌倉エリア」が、大変素晴らしい風情に包まれます。

夏の終わりの湿気がすっかり抜け、静寂な境内をサワサワと揺らす涼しい秋風。木々の緑が少しずつ深みを増していくグラデーションを眺めながらの散策は日々の喧騒を忘れ、心身をリフレッシュさせてくれる最高のリラックスタイムです。

そんな北鎌倉をのんびりと歩いた後は老舗の和菓子屋さんへ立ち寄り、ほっくりとした「栗きんとん」や、季節の移ろいを表現した美しい秋の生菓子を買い求めてみてはいかがでしょうか。

少し肌寒く感じる夕暮れ時にご自宅で温かいお茶を丁寧に淹れ、買ってきたばかりの和菓子をいただく。それは、秋ならではの至福のひとときでございます。

【臨済宗大本山 円覚寺】
紅葉の見頃:例年11月中旬〜12月上旬頃
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
拝観時間:8:00〜16:30(12月〜2月は16:00)
拝観料:大人 500円(高校生以上)/小人 200円(小中学生)
アクセス:JR横須賀線「北鎌倉駅」下車 徒歩1分

いつものお菓子を特別に変える鎌倉彫の銘々皿

銘々皿 4.5寸 十六角型 八方刀痕 盛り付け例

買ってきた和菓子をいただく際はプラスチックのパックのままや洋風の白いお皿ではなく、ぜひ鎌倉彫の銘々皿を使ってみてください。

漆の深みのある色合いが、栗きんとんの黄色や生菓子の繊細な色彩をハッと驚くほど美しく引き立ててくれます。手彫りの温もりがある木の器にちょこんと乗せられたお菓子は、まるで高級な茶室で供される一品のようです。

もちろん特別な日の和菓子ばかりである必要はございません。スーパーやコンビニで買ってきた身近な秋のスイーツ(お団子や大福など)でも、鎌倉彫の銘々皿にそっと乗せるだけでいつものティータイムが格別で豊かな時間へと生まれ変わります。手仕事の器には、乗せるものの格を優しく引き上げてくれる不思議な力があるのです。

秋のティータイムに。使い勝手の良い銘々皿

本日は日々のティータイムに使いやすい、4.5寸〜5寸サイズの人気銘々皿をご紹介いたします。

銘々皿 角型 あやめ

銘々皿 角型 あやめ

すっきりとした角型(四角形)のシャープなフォルムに、凛とした「あやめ」が彫り込まれたモダンな銘々皿です。あやめは初夏の花ではございますが、伝統工芸の世界では、その気高い美しさから季節を問わず愛される意匠でございます。お饅頭や大福など丸い形の和菓子を角型のお皿に乗せると形と余白の美しいコントラストが生まれ、カフェのような洗練されたテーブルコーディネートが完成します。
→ 銘々皿 角型 あやめをオンラインショップで見る

銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し

銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し
銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し

四方の辺がわずかに外側へふくらんだ胴張という、柔らかく優美な形が特徴の4寸(約12cm)の銘々皿です。百花の王である牡丹をあえて抽象的でモダンに図案化した「牡丹崩し」が彫り込まれており、伝統の中にも現代的な洗練を感じさせます。小ぶりなサイズは栗きんとんや練り切りなど、上品な秋の生菓子を一つ乗せるのに最も適しています。お客様のおもてなしにも大変喜ばれる一枚です。
→ 銘々皿 胴張4寸 牡丹崩しをオンラインショップで見る

秋の深まりを、温かいお茶とともに

秋の深まりを、温かいお茶とともに

お天気に翻弄される今年の秋ではございますが、少しずつ深まる季節の気配を手のひらの上の小さなお皿から感じていただければ幸いです。

秋の散策の帰り道にはぜひ陽雅堂へもお立ち寄りいただき、職人の手仕事の温もりに触れてみてくださいませ。

澄んだ秋空が広がる鎌倉にて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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