実りの秋。新米や秋刀魚を料亭の味に変える「うつわの魔法」と敬老の日の贈り物

実りの秋。新米や秋刀魚を料亭の味に変える「うつわの魔法」

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

9月に入り、朝夕の風に少しずつ秋の涼しさが混じるようになってまいりました。日中はまだ暑さが残るもののふとした瞬間に季節の移ろいを感じる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

秋といえば、何といっても「食欲の秋」でございますね。ツヤツヤと輝く新米や脂の乗った秋刀魚(さんま)など、想像するだけでお腹が空いてくるような豊かな実りの季節がやってまいります。また、9月21日は『敬老の日』。長寿を祝い、日頃の感謝を伝える大切な節目でもございます。

本日は、そんないつもの家庭料理をまるで高級料亭のご馳走のように引き立てる「うつわの魔法」と、今だからこそ大切にしたい秋の味覚についてお話しさせていただきます。

当たり前ではない「秋の味覚」と伝統工芸の重み

秋の食卓の主役とも言える秋刀魚ですが近年は不漁が続き、サイズも小ぶりで価格も高騰する傾向にあります。かつては日本の秋の食卓に当たり前のように並んでいた大衆魚も、今や高級魚となりつつあります。

十分に秋の味覚を、その季節に心ゆくまで味わうこと。それは、昔に比べて非常に贅沢なことになってきていると実感せざるを得ません。気候変動や環境の変化により、この先いつまでこの「当たり前の秋」を楽しめるのか誰にも分からない時代になりつつあります。

これは、私どもが携わる「鎌倉彫」という伝統工芸の世界にも通じるものがございます。800年という長い歴史を持つ鎌倉彫ですが職人の高齢化や後継者不足など、その技術と文化を未来へ継続していくことは決して容易なことではありません。

だからこそ今ある「秋の味覚を楽しむ贅沢」に深く感謝し、そのかけがえのない一瞬一瞬を同じく尊い手仕事から生まれた伝統工芸の器とともに、大切に味わっていただきたいと切に願うのです。

添えるだけで料亭の味に。視覚から味わう「うつわ」

添えるだけで料亭の味に。視覚から味わう「うつわ」

ふっくらとこんがり焼き上がった秋刀魚を、ご自宅にあるいつもの長皿へ。それだけでも立派な秋の食卓ですが、その傍らにそっと「鎌倉彫のお箸」と「汁椀」を添えてみてください。ただそれだけで見慣れた食卓の風景が劇的に変化いたします。

つやつやとした新米の白、こんがり焼けた魚の茶色。そこに漆器ならではの深く艷やかな「漆黒」や「朱色」が加わることで、食卓全体に強烈なコントラストと奥行きが生まれます。視覚から入る「高級感」と「美しさ」というスパイスが、いつもの家庭料理をまるで格式高い料亭でいただく御膳のような特別な味わいへと変えてくれるのです。これが、漆器がもつ「うつわの魅力」でございます。

実りの秋に寄り添う陽雅堂のおすすめ3選

本日は秋の食卓をワンランク格上げしてくれる、おすすめのお道具を3点ご紹介いたします。

イチョウの箸置き(※店頭のみのお取り扱い)

箸置きイチョウ(店頭のみの取扱)
イチョウの箸置き(店頭のみ)

小さな秋を食卓に運んでくれる、愛らしい銀杏(いちょう)の形をした木製の箸置きです。箸置きは季節の移ろいを最も手軽に、そして粋に取り入れることができるお道具。ぽってりとした温かみのある木の質感が、秋の夜長の食卓にほっこりとした安らぎをもたらしてくれます。

【敬老の日の贈り物に】おじいさま向けに黒や落ち着いた色合いのお箸と合わせ、『夫婦箸』としてペアで贈られるのも毎年大変人気がございます。

※箸置きは【店頭のみ】でご用意しております。

匠一膳箸 弁慶 朱

汁椀 弁慶 朱 5客セット
汁椀 弁慶 朱(右下)

新米の美味しさを余すところなく味わうための、職人技が光るお箸でございます。力強さを感じさせる「弁慶」という名にふさわしい持ち心地と、手元を華やかに彩る美しい朱色の漆が魅力です。箸先の口当たりが非常に滑らかで、お米一粒一粒の甘みや焼き魚の繊細な旨みを引き立ててくれます。

【敬老の日の贈り物に】『いつまでも温かく、美味しいお食事を楽しんでほしい』という願いを込めて、ご夫婦お揃いのペア椀として贈るのもおすすめです。

 → 匠一膳箸 弁慶 朱」をオンラインショップで見る

汁椀 龍峰 単品 呂色塗

汁椀 龍峰 単品 呂色塗

秋刀魚と新米に欠かせないのが、美味しいお味噌汁。最高級の「呂色塗(ろいろぬり)」で仕上げられたこちらの汁椀は、鏡のように深く吸い込まれるような美しい黒の艶が特徴です。なめらかな手触りとお味噌汁の湯気とともに立ち上る漆のほのかな香りが、食卓に圧倒的な風格と高級感を添えてくれます。

 → 「汁椀 龍峰 単品 呂色塗」をオンラインショップで見る

今ここにある豊かな秋を噛み締めて

今ここにある豊かな秋を噛み締めて

移りゆく季節の中で旬の命をいただき、手仕事の温もりに触れる。 そんな当たり前で何よりも贅沢な時間を、ぜひ鎌倉彫のお道具とともにお過ごしくださいませ。

9月21日の「敬老の日」に向けた贈り物選びも、どうぞお気軽に店頭スタッフへご相談ください。毎日使っていただけるお箸や汁椀をはじめ、女性に喜ばれる軽やかなペンダントやブローチなど大切な方へ感謝の気持ちを届けるぴったりの一品を、心を込めてご提案させていただきます。

秋の風が心地よい鎌倉にて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
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鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
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処暑の候。うつわから始める「食卓の衣替え」と秋の気配

処暑の候。うつわから始める「食卓の衣替え」と秋の気配

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

8月も下旬を迎え、暦の上では暑さが和らぐとされる「処暑」の時期となりました。関東地方では、8月のお盆を過ぎたあたりから、夕方になるとどこからともなく涼しげな風が吹き抜けるようになりましたね。夕暮れ時に響く虫の音にも、かすかに秋の足音が混じるようになってまいりました。

日中の日差しはまだ力強いものの、ふとした瞬間に秋の気配を感じる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

季節の移ろいを感じ始めるこの時期、陽雅堂からは日々の暮らしに秋を取り入れる「食卓の衣替え」をご提案させていただきます。

秋の気配を呼び込む、うつわの「衣替え」

秋の気配を呼び込む、うつわの「衣替え」

「衣替え」と申しますと洋服を秋物へと入れ替えることを思い浮かべますが、残暑が厳しいこの時期に厚手の洋服を着るのはまだ少し早い気がいたします。そこでおすすめしたいのが、毎日目にする「食卓のうつわ」から少しずつ秋の装いへと変えていくという楽しみ方でございます。

夏の間に大活躍してくれた透明なガラスの器や、寒色系のテーブルクロスを少しお休みさせ、代わりに深みのある漆の器を取り入れてみてください。800年という長い歴史を持つ鎌倉彫の漆黒や朱色、そして落ち着いた飴色の艶は秋の深まりを感じさせる温かみを持っています。

テーブルの上に一つ漆塗りの器や木のお道具が並ぶだけで、食卓全体の空気がスッと落ち着き、秋の夜長を楽しむための上質な空間へと生まれ変わります。

食卓に舞い降りた秋。銀杏のうつわと小物

本日は食卓にいち早く秋の風を運んでくれる、美しい「銀杏」をモチーフにしたお品を2点ご紹介いたします。

銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏

銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏
銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏

少しずつ色づき始める秋の風景を切り取ったような、美しい銀杏の葉が彫り込まれた銘々皿です。4.5寸(約13.5cm)というサイズは秋の味覚である栗を使った和菓子や、みずみずしい季節の果物を乗せるのに大変重宝いたします。

こちらの銘々皿は、縁が「十六角型」にカットされているのが大きな特徴で、丸いお皿とは一味違うシャープでモダンな雰囲気が食卓のアクセントになります。秋のティータイムを一段と優雅に演出してくれる一枚です。

 → 「銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏」をオンラインショップで見る

イチョウの箸置き(※店舗限定商品)

箸置きイチョウ(店頭のみの取扱)

食卓の小さな主役としておすすめしたいのが、コロンとした形が愛らしいイチョウの箸置きです。箸置きは、季節感を手軽に取り入れることができる最高のお道具。いつものお箸にこちらの箸置きを添えるだけで、ご家族の会話にも秋の話題が花咲くことでしょう。 

こちらのお品は【店頭のみのお取り扱い】となっております。涼しい風が吹き始めた鎌倉の散策がてら、ぜひ実際にお手に取ってその木の温もりを感じてみてください。

温かいお茶が恋しくなる夜に。椿の丸盆

夕暮れ時の風が涼しくなり、少しずつ温かいお茶が恋しくなるこれからの季節。お茶の時間をより丁寧なものにしてくれるのが、使い勝手の良い丸盆です。

丸盆8寸 椿A

丸盆8寸 椿A
丸盆8寸 椿A

お客様へお茶をお出しする際や、ご自身のリラックスタイムに急須と湯呑みを運ぶのにぴったりの8寸(約24cm)の丸盆でございます。盤面には冬に向かって凛と咲き誇る「椿」の花が、鎌倉彫特有の力強くも流麗な刀目で深く彫り込まれています。

椿は生命力の強さと気高さの象徴として、古くから愛されてきた吉祥文様です。漆の奥深い艶と立体的な彫りの美しさが、秋の夜長のティータイムに静かな安らぎをもたらしてくれます。

 → 「丸盆8寸 椿A」をオンラインショップで見る

移りゆく季節を、手のひらの上の伝統とともに

秋

少しずつ、しかし確実に深まっていく秋の気配。 季節の移ろいを肌で感じながら日々の暮らしに寄り添うお道具を入れ替えていくことは、日本人が古来より大切にしてきた心豊かな文化でございます。

皆様の食卓が鎌倉彫の温もりとともに、実り多き秋の喜びで満たされますように。 涼やかな風が吹き始めた鎌倉にて、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

オンラインショップでも、秋の夜長を彩るお品を多数ご用意しております。


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目から涼をとる夏のおもてなし。冷茶を運ぶ凛とした「丸盆」のしつらえと茶托

目から涼をとる夏のおもてなし。冷茶を運ぶ凛とした「丸盆」のしつらえと茶托

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

8月に入り、連日うだるような厳しい暑さが続いております。空には入道雲が湧き上がり、夏本番の力強い日差しが鎌倉の街にも降り注いでおりますが、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

来週にはお盆を控え、ご自宅にご親戚やご友人を招くなど、来客の機会が増える時期でもございます。本日は、うだるような暑さの中をご訪問くださるお客様へ向けた「涼」の演出と、おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割についてお話しさせていただきます。

暑い中お越しくださるお客様へ。「目から涼をとる」おもてなし

暑い中お越しくださるお客様へ。「目から涼をとる」おもてなし

真夏の強い日差しの中、汗を拭いながら足を運んでくださったお客様。お迎えするにあたり、まずは心地よく冷えた涼しいお部屋へご案内することが、何よりのご馳走であり第一のおもてなしでございます。

しかし、日本のおもてなしの心は、ただ空間の温度を下げることだけにとどまりません。ガラスの器に注がれた冷たい緑茶の涼やかな緑色や、氷を浮かべたような瑞々しい夏の水菓子(和菓子)など、「視覚」から涼しさを感じていただく工夫こそが、季節感を大切にする日本人ならではの細やかな心配りと言えます。

おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割

おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割

そんな冷たいお茶や水菓子をお出しする際、決して欠かすことができないのが「お盆」と「茶托(ちゃたく)」の存在です。

お盆は、単に一度に複数のものを運ぶための便利な道具ではございません。お茶やお菓子をお盆に乗せるという行為には、日常の空間と切り離し、「あなたのために特別にご用意したものです」という相手への深い敬意を表す意味が込められています。 また、茶托には、冷たいお茶を入れたグラスに結露した水滴を受け止め、大切なテーブルを濡らさないようにするという実用的な役割と同時に、飲み物の格を一段引き上げ、改まった場にふさわしいしつらえにするという重要な役割がございます。

こうしたおもてなしの場において、プラスチック製品ではなく、職人の手によって作られた本物の「鎌倉彫」のお道具をお使いいただくこと。それは、お迎えするお客様への最大限の歓迎の意であり、もてなす側の品格と丁寧な暮らしぶりを静かに物語ってくれるのです。

夏の食卓に涼を呼ぶ。陽雅堂のおすすめ2選

本日は、夏の涼やかなおもてなしにふさわしい、彫りが浅くすっきりとした意匠のおすすめのお道具を2点ご紹介いたします。

鎌倉彫 茶托 3.5寸 八方刀痕

茶托 3.5寸 八方刀痕

3.5寸(約10.5cm)の、使い勝手の良い小ぶりな茶托でございます。「八方刀痕」とは、中心から外側に向かって放射状に力強い刀の痕(彫り目)を残した、鎌倉彫ならではのシンプルでモダンな意匠です。余計な装飾を削ぎ落としたシャープな彫りは、冷茶を注いだガラスのコップと抜群の相性を誇ります。漆の深い色合いが、グラスに滴る水滴をいっそう涼しげに、美しく引き立ててくれる名脇役です。 

「鎌倉彫 茶托 3.5寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

丸盆 7寸 紫陽花

丸盆 7寸 紫陽花

お客様へお茶とお菓子を運ぶのにちょうど良い、7寸(約21cm)の丸盆です。初夏を代表する花である「紫陽花」が、浅く上品な彫りで表現されています。紫陽花は梅雨の時期の花ではございますが、伝統工芸の世界においては、雨上がりの瑞々しさや涼やかさを呼び起こす意匠として、盛夏のおもてなしにも大変喜ばれます。決して主張しすぎない凛とした彫りが、上に乗せる器や水菓子の美しさを優しく受け止め、涼を呼ぶ空間を完成させてくれます。 

「丸盆 7寸 紫陽花」をオンラインショップで見る

心を尽くした道具で、涼やかなひとときを

心を尽くした道具で、涼やかなひとときを

暑い日のおもてなしは、準備をする側にとっても大変なものですが、美しい道具が一つあるだけで、お客様をお迎えする所作に自然と自信とゆとりが生まれます。

目から涼をとる、凛とした鎌倉彫のしつらえ。 この夏はぜひ、本物の伝統工芸品とともに、大切な方と心穏やかな涼のひとときをお過ごしくださいませ。

陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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浴衣にも普段着にも。夏のまとめ髪を美しく崩さない「かんざし」のコツと鎌倉彫の髪飾り

浴衣にも普段着にも。夏のまとめ髪を美しく崩さない「かんざし」のコツと鎌倉彫の髪飾り

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

7月も下旬を迎え、暦の上では一年で最も暑さが厳しいとされる「大暑」を過ぎました。眩しい太陽が照りつけ、夕暮れ時にはどこからか小気味よいお囃子の音が聞こえてくるような、夏祭りや花火大会のシーズン真っ盛りでございますね。
皆様、夏の思い出作りはいかがでございましょうか。

この時期の鎌倉では、涼やかな浴衣をお召しになって散策される方を多くお見かけし、古都の夏らしい風情に私どもも目を細めております。本日はそんな浴衣姿をいっそう引き立て、真夏の暑さを涼やかに乗り切るための「まとめ髪」のコツと、後ろ姿を美しく彩る鎌倉彫の髪飾りについてお話しさせていただきます。

暑い夏を涼やかに。まとめ髪を崩さない「かんざし」の知恵

かんざし

気温も湿度も高い日本の夏。お出かけの際に髪をすっきりとアップにすると、首元に風が通り、驚くほど涼しく快適に過ごせるものでございます。また、浴衣姿においては、すっきりと出したうなじが和装ならではの凛とした美しさを演出してくれます。

しかしお客様からよく、
「かんざしは憧れるけれど、すぐに崩れてしまいそうで心配」
「髪が多くてうまく留まらない」
というお声をいただくことがございます。

かんざしを崩れにくくする最大のコツは、実は「事前のベース作り」にあります。髪がサラサラとした状態のまま一本でまとめようとすると、どうしても滑って緩みやすくなってしまいます。 そこでおすすめなのが、あらかじめ髪全体に薄くヘアワックスやオイルを馴染ませておくこと。

さらに、目立たない細めのヘアゴムやシリコンゴムで一度ポニーテールやお団子を作ってから、その結び目やゴムの土台に向かってかんざしをグッと挿し込むようにすると、驚くほどしっかりと固定され一日中歩き回っても崩れなくなります。

一本で夜会巻きのようにまとめる粋な使い方はもちろん、ヘアゴムと組み合わせることで、どなたでも簡単に「絶対に崩れないまとめ髪」を作ることができるのです。

日常からハレの日まで。後ろ姿に洗練を添える陽雅堂の髪飾り

鎌倉彫 陽雅堂

髪をすっきりとまとめたら、仕上げに手仕事の温もりが宿る鎌倉彫の髪飾りを添えてみてください。プラスチックや金属のヘアアクセサリーとは一味違う、漆ならではの深みのある艶が大人の女性の品格をそっと引き立ててくれます。

本日は、夏祭りや花火大会の浴衣姿にはもちろん普段のお洋服にも合わせていただきやすい、オンラインショップでも人気の三品をご紹介いたします。

平かんざし 桜 色入朱

平かんざし 桜 色入朱
平かんざし 桜 色入朱

ハッと目を惹く鮮やかな「朱色」をベースに、可憐な「桜」をあしらった平らな形状のかんざしです。伝統的な朱のお色味は、お顔まわりや後ろ姿をパッと明るく、華やかに見せてくれる魔法の色。紺地や白地といった定番の浴衣の差し色として大変美しく映える一本でございます。春の花である桜ですが、伝統工芸においては季節を問わず愛される吉祥文様ですので、夏の夜を彩る主役として堂々とお使いいただけます。

 → 「平かんざし 桜 色入朱」をオンラインショップで見る

髪留 色入り 朱 牡丹 

髪留 色入り 朱 牡丹
髪留 色入り 朱 牡丹 

「どうしてもかんざしを挿すのが苦手」という方や髪が短めの方におすすめなのが、差し込むだけで使えるタイプの髪留めです。百花の王と称される「牡丹」が立体的に彫り込まれており、ハーフアップの結び目や、サイドの髪を後ろでまとめる際にサッと留めるだけで、手の込んだヘアアレンジのような上品さが完成します。こちらは浴衣だけでなく、日常のワンピースやブラウスといったお洋服にも非常に合わせやすく、毎日の暮らしの中でいつでも使っていただける万能な一品です。

 → 「髪留 色入り 朱 牡丹」をオンラインショップで見る

平かんざし 色入り 錆 薔薇

平かんざし 色入り 錆 薔薇
平かんざし 色入り 錆 薔薇

少し落ち着いた大人の渋みと、モダンな雰囲気をまといたい方には、こちらの「錆(さび)」仕上げのかんざしがおすすめです。マットで奥深い風合いのベースに、エレガントな「薔薇」の花が静かに浮かび上がります。和の伝統技術でありながら洋花である薔薇をモチーフにしているため、現代的なデザインの浴衣やシックな夏のモードファッションにも見事に溶け込み、洗練された後ろ姿を演出してくれます。

 → 「平かんざし 色入り 錆 薔薇」をオンラインショップで見る

手仕事の髪飾りとともに、きらめく夏を

紳士下駄

夏祭りや花火大会といった特別な日はもちろん、ジメジメと暑い日常のワンシーンでもお気に入りの髪飾りが一つあるだけで、髪をまとめる時間がふっと楽しいものに変わります。

丁寧になめされた漆の質感は、使い込むほどに自然な上品さを増していきます。今年の夏はご自身の後ろ姿に小さな伝統工芸を咲かせて、涼やかにお出かけしてみませんか。

陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様の夏を彩る特別なお品物をご用意し、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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ご先祖様をお迎えする夏。仏師のルーツを感じる「お盆」のしつらえと鎌倉彫

お盆

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

7月も半ばに入り、夏の日差しがいよいよ本格的になってまいりました。 地域によっては7月に「新盆(7月盆)」を迎えられるところもございますし、来月8月の「旧盆」に向けてご自宅のお掃除やしつらえなど、少しずつご準備を始められる方もいらっしゃる時期でございますね。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

さて、本日はご先祖様を心からお迎えする「お盆」の行事と、私どもが扱う「鎌倉彫」の深い歴史的な繋がり、そして日々の祈りの空間にふさわしいお道具についてお話しさせていただきます。

鎌倉彫のルーツ。仏師たちが祈りを込めた「仏具」の歴史

鎌倉彫のルーツ。仏師たちが祈りを込めた「仏具」の歴史

ご先祖様の御霊をお迎えし、感謝とご供養をするお盆。実は鎌倉彫とこうした仏事には、切っても切れない深い繋がりがございます。

鎌倉彫の起源は、今からおよそ800年前の鎌倉時代にまで遡ります。当時、中国から伝来した精神性の高い禅宗の文化とともに寺院の建築や仏像の彫刻を担っていた「仏師」たちが、お盆や香盒(こうごう)といった「仏具」に彫刻と漆塗りを施したのが、その始まりとされています。

つまり鎌倉彫はもともと単なる日用品や飾り物としてではなく、神仏やご先祖様への「祈り」を形にするための神聖なお道具として誕生したのです。職人が一彫り一彫りに込めた精神性は、現代の鎌倉彫のお道具にも脈々と受け継がれています。

心を込めてお迎えする、現代の「お盆」のしつらえ

心を込めてお迎えする、現代の「お盆」のしつらえ

現代のライフスタイルにおいて、和室や大きなお仏壇を置くことが難しいご家庭も増えておりますが、形式にとらわれずリビングの一角にお写真や季節のお花を飾り、そっと手を合わせる「祈りのスペース」を設ける丁寧な暮らしが見直されています。

ご先祖様が帰ってこられるこの特別な時期。大量生産品ではなく、仏師のルーツを持つ鎌倉彫のお道具を一つ取り入れてみてはいかがでしょうか。 深い漆の艶と、手仕事の温もりが宿る本物のお道具はその場を格調高く、心穏やかな祈りの空間へと整えてくれます。

祈りの空間を整える、陽雅堂のおすすめ3選

本日はお盆のしつらえや、日々の丁寧なご供養にふさわしいお品を3点ご紹介いたします。

香盒(こうごう) 

香盒

ご仏前で使用するお焼香や、日々のお線香・お香を入れておくための蓋付きの器「香盒」です。手のひらに収まるほどの小ぶりなサイズが一般的ですが、その小さな世界の中に、仏師の技が凝縮されたような圧倒的な存在感と気品を放ちます。お仏壇や祈りのスペースにそっと置いておくだけで空間全体を一段と引き締めてくれる、美術品のようなお道具です。 

「香盒」をオンラインショップで見る

切手盆 竹

切手盆 竹

ご先祖様へ小さなお供え物をお出しする際や、お盆にいらっしゃるお坊様へお布施をお渡しする際に欠かせないのが「切手盆」でございます。本来、冠婚葬祭などの改まった場面で使われる格式高いお盆であり、お仏壇の前に一つあるだけで、ご供養の場がより丁寧で礼儀正しいものとなります。日々の暮らしの中では、大切な方へのお手紙やお祝いをお渡しする際にも活躍する、大人の身だしなみとして持っておきたいお品です。

 → 「切手盆 竹」をオンラインショップで見る

丸盆 8寸 牡丹

丸盆 8寸 牡丹
丸盆 8寸 牡丹

お盆の時期は、ご親戚や親しい方々がご自宅に集まる機会も多くなります。そんなおもてなしの席に欠かせないのが、使い勝手の良い8寸(約24cm)の丸盆です。百花の王として富貴や繁栄を意味する「牡丹」がダイナミックに彫られており、冷たい麦茶や夏菓子をお出しする際にも、場をパッと華やかに、そして礼儀正しく演出してくれます。ご供養の席はもちろん、日常使いとしてもご家族に長く寄り添ってくれる頼もしい一枚です。

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受け継がれていく想いとともに

受け継がれていく想いとともに

ご先祖様を想い、家族の繋がりを再確認するお盆の行事。 仏師たちの祈りから生まれた鎌倉彫の器とともに、心穏やかで豊かな時間をお過ごしいただければ幸いです。

お盆に向けてのお道具のご準備や、大切な方へのご進物用のお品選びなど、どうぞお気軽に私どもにご相談くださいませ。 陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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