【父の日に贈る感謝の形に】鎌倉彫で伝える「ありがとう」のギフト

鎌倉彫 陽雅堂

雨に洗われた紫陽花が、一層その彩りを深くする6月となりました。

梅雨の晴れ間には、夏の気配が日に日に濃くなるのを感じます。

皆様いかがお過ごしでございましょうか。

さて、来たる6月15日(日)は「父の日」でございます。

いつも家族のために懸命に働き、大きな背中で私たちを支えてくれるお父様へ、普段はなかなか口に出せない「ありがとう」の気持ちを、今年は特別な形で伝えてみてはいかがでしょうか。

「母の日」と合わせてご両親へ感謝を贈るという選択

鎌倉彫 陽雅堂

先月の母の日に贈りそびれてしまった、あるいはタイミングが合わなかったという方もいらっしゃるかもしれません。

そのような皆様へ、この父の日を機にお母様とお父様へ、お二人揃って感謝の気持ちを贈る「ペアギフト」をご提案させていただきます。

ご夫婦仲良くこれからも素敵な時間を過ごしてほしい、そんな願いを込めた贈り物もまた、大変喜ばれるかと存じます。

ご両親へ贈る「日常に寄り添う」鎌倉彫

鎌倉彫 陽雅堂

お二人の日々の暮らしにささやかな彩りと豊かさを添える、実用的で美しい鎌倉彫の品々をご紹介いたします。

お椀・夫婦箸 

「あけぼの 」夫婦箸 桐箱入

毎日のお食事に使うお椀やお箸は、何気ない日常に寄り添う贈り物です。

職人が丹精込めて作り上げた鎌倉彫のお椀は、手に取った時の木の温もり、口当たりの優しさが格別でございます。

また、寄り添う二本で一揃いとなる夫婦箸は、ご両親の絆の象徴として大変縁起の良い贈り物です。

質の良い鎌倉彫の漆器は、日々の食卓を少しだけ特別なものに変えてくれます。

お父様へ贈る「こだわりの」鎌倉彫

鎌倉彫 陽雅堂

もちろんお父様お一人へ、そのお人柄や趣味に合わせて贈るこだわりのギフトも素敵でございます。

紳士下駄

鎌倉彫 紳士 右近 L 般若

夏祭りや花火大会、あるいは休日のリラックスタイムに粋な下駄の贈り物はいかがでしょうか。

陽雅堂の下駄は、履き心地にもこだわって一足一足お作りしております。

お洒落なお父様へ、夏の装いを足元から楽しんでいただくための、少し変わった贈り物としておすすめです。

ペン皿

名刺盆 竹

お書斎やデスクでお仕事をされるお父様へは、品格ある鎌倉彫のペン皿が喜ばれます。

大切な万年筆や愛用のペンを置くための特別な場所として、デスク周りに落ち着きと伝統の美しさをもたらします。

実用的でありながらインテリアとしても楽しめる、大人の男性にふさわしい一品でございます。

心を込めた贈り物のお手伝い

鎌倉彫 陽雅堂

本日ご紹介いたしました品々は、陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップでもお求めいただけます。

店頭では、父の日の贈り物にふさわしいラッピングもご要望に応じて承っております。

どのような品が良いか迷われた際には、どうぞお気軽にスタッフへご相談くださいませ。

心を込めて、皆様の贈り物選びをお手伝いさせていただきます。

お父様へ尊敬と感謝を込めて

鎌倉陽雅堂外観

父の日、それはお父様への感謝を改めて見つめ直し伝える、素晴らしい機会です。

言葉だけでは照れくさいという方も、永く使える上質な鎌倉彫の品に「いつもありがとう」の気持ちを託してみてはいかがでしょうか。

きっとその想いは、日々の暮らしの中でお父様の心に温かく届き続けることと存じます。

すべてのお父様にとって、素敵な一日となりますように。

陽雅堂スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

陽雅堂地図
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

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ジューンブライドに贈る感謝の形に鎌倉彫を引き出物に選ぶということ

鎌倉彫 陽雅堂

皆様、こんにちは。

風に木々の緑がさわめき、鎌倉では紫陽花がしっとりと咲き誇る、美しい季節となりました。
6月は「ジューンブライド」

この月に結婚する花嫁は幸せになれるという素敵な言い伝えがございます。

ご結婚を控えた皆様、誠におめでとうございます。

さて、ご結婚式の準備を進める中で大切なゲストへ贈る「引き出物」選びは、感謝の気持ちを伝えるための重要な項目の一つでございます。

本日はこの引き出物の由来に触れながら、ご両親様やご親族様へ贈る特別な記念品としての鎌倉彫をご提案させていただきます。

引き出物の由来と現代のカタチ

鎌倉彫 陽雅堂

そもそも「引き出物」という言葉の由来は、平安時代にまで遡ります。

当時、宴の主催者である貴族が招待客への感謝のしるしとして、庭先に馬を「引き出して」贈ったのが始まりとされております。

馬が金品に、そして時代と共にお土産へと形を変え、宴の招待客へ渡す品物を「引き出物」と呼ぶようになりました。

かつてはお客様全員に同じ品をお贈りするのが習わしでしたが、現代ではご祝儀の額や新郎新婦とのご関係性を考慮して品物を贈り分けるのが一般的となっております。

また近年では、ゲストの持ち帰りの負担を軽くするため、あるいは多様な好みに応えるために「カタログギフト」を選ばれるカップルも増えてまいりました。

ゲストご自身が好きなものを選べるという、大変心のこもった素晴らしい選択肢でございます。

親族やご両親へは特別な「記念品」を

鎌倉彫 陽雅堂

ゲストのことを考えたカタログギフトは素晴らしい選択ですが、一方で「少し投げやりな感じがしないかしら…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

特にこれまで深い愛情でお二人を育んでくださったご両親様や、いつも温かく見守ってくれたご親族様へは、お二人自身が心を込めて選んだ品を、「記念品」としてお贈りするのもまた、感謝の気持ちが伝わる素敵な方法ではないでしょうか。

お二人の門出の記念として、永く使え、使うたびにお祝いの日を思い出していただけるような、上質な品。

そのような特別な贈り物として、私どもは鎌倉彫の品々をおすすめしております。

陽雅堂がおすすめする感謝を伝える引き出物

八百余年の歴史を持つ鎌倉彫は、職人の手仕事による温もり、時を経るほどに味わいを増す漆の美しさが魅力です。

お二人の感謝と、ご両家の末永いご縁を結ぶのにこれほどふさわしい品はございません。

◆ご両親様へ

汁椀 頼朝 黒 単品(1客)

新しい食卓に華やぎを添える「汁椀 頼朝 黒 単品(1客)」

お子様が独立され、ご夫婦二人の生活となるご両親様の食卓へ「これからも豊かな時間を過ごしてほしい」という願いを込めて、上質な汁椀はいかがでしょうか。

鎌倉幕府を開いた源頼朝の名を冠したこのお椀は、凛とした風格と、手にしっくりと馴染む温かみがございます。

日々の何気ないお食事が、このお椀一つで少しだけ特別なものになることでしょう。

ご両家のご両親様へ、一客ずつペアでお贈りになるのも素敵でございます。

汁椀 頼朝 黒 単品(1客)

◆ご親族・大切な方へ

角盆 7×7 網代

暮らしに寄り添う「角盆 7×7 網代」

使いやすく様々な場面で活躍する角盆は、実用性と美しさを兼ね備えた贈り物として大変喜ばれます。

繊細で規則正しい「網代(あじろ)」文様は、古くから親しまれてきた伝統柄。

お客様へのお茶出しにはもちろん、お食事を運ぶ膳として、あるいは小物を置くトレイとして、日々の暮らしにそっと寄り添います。

永くお使いいただける確かな品質は、感謝の気持ちを伝えるのにふさわしい一品でございます。

角盆 7×7 網代

心を込めた贈り物選びのお手伝い

陽雅堂では引き出物や内祝いなど、お祝いの贈り物に関するご相談も承っております。

お熨斗(のし)やラッピングなども、ご用途に合わせて丁寧にご用意させていただきます。

ぜひ一度、店舗にお越しいただき、鎌倉彫の持つ質感や重み、そして美しさを直接お確かめくださいませ。

感謝の想いを未来へ

鎌倉陽雅堂外観

結婚式という人生の大きな節目に、大切な方々へ贈る引き出物。

便利なカタログギフトと共に、ごく近しい方々へは、お二人の手で選んだ「記念品」を贈るという選択。

それは、感謝の気持ちをより深く、そして永く伝え続けるための、とても素敵な方法かと存じます。

鎌倉彫がお二人の門出の日の喜びと、大切な方々への感謝の気持ちを結ぶ架け橋となれましたら幸いです。

すべてのジューンブライドの皆様の未来が、輝かしいものでありますよう心よりお祈り申し上げます。


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職人社長が目の前で誂えます!陽雅堂の「選べる鼻緒」下駄カスタマイズサービス

陽雅堂公式ブログ

皆様、こんにちは。

鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。

日差しに夏の気配を感じる日も増え、爽やかな風が心地よい季節となりました。

これからの季節、浴衣でお出かけされたり、素足に下駄を合わせて涼やかにお過ごしになったりする機会も増えるのではないでしょうか。

本日は、そんなこれからの季節にぴったりの、陽雅堂ならではの特別な「下駄のサービス」についてご紹介いたします。

自分だけの一足を求めて – 陽雅堂の「下駄カスタマイズ」

陽雅堂公式ブログ

陽雅堂では、お客様にお気に入りの一足を見つけていただくために、お好みの下駄の板(台)をお選びいただき、そこに多彩なデザインの中からお好きな鼻緒を組み合わせて、その場でお客様だけの下駄をお作りするサービスを行っております。

「下駄は鼻緒が擦れて痛いのでは…」

「自分の足に合うかしら…」

といったご不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし陽雅堂の下駄には、そんな心配を解消し、快適な履き心地を実現するための特別なこだわりがございます。

熟練の技を目の前で – 社長自らが調整する究極の履き心地

陽雅堂公式ブログ

陽雅堂の大きな特徴の一つは、何を隠そう当店の社長自身が熟練の職人であり、お客様の下駄の鼻緒の取り付けを、社長自らが店内で行うことでございます。

お客様がお選びになった下駄の台とお好みの鼻緒が決まりましたら、社長がお客様の目の前で、一つひとつ丁寧に鼻緒をすげてまいります。

その際、ただ取り付けるだけではございません。

お客様の足の形、指の長さや甲の高さに合わせて、鼻緒のキツさを調整いたします。

この絶妙な調整こそが、長時間履いても疲れにくく、足に吸い付くようなフィット感を生み出す秘訣なのでございます。

「陽雅堂さんの下駄を履いたら、他のは履けなくなっちゃったよ」

「こんなに楽な下駄は初めて!」

一度この履き心地を体験されたお客様が、次もまた陽雅堂でとご来店くださることも多く、リピーターのお客様がいらっしゃるのは、私どもの何よりの喜びであり、自信にも繋がっております。

「エプロン」が職人モードの合図

いつもは社長としてスーツをビシッと着こなし、お客様をお迎えしている店主ですが、下駄の鼻緒をすげる際には、特別な変化がございます。

おもむろに「取り付け専用のエプロン」を身につけたら、それが作業開始の合図。

その瞬間、店主は「社長」から「職人」へと姿を変え、真剣な眼差しで下駄と向き合います。

お客様に最高の一足をお届けするための、いわば儀式のようなものでしょうか。

その様子をご覧になるのも、また一興かと存じます。

4月から6月は下駄のシーズン – お早めのご来店をおすすめいたします

春の訪れを足元から。成長を祝う、鎌倉彫の子ども下駄

例年、4月から6月にかけては、夏に向けて下駄をお求めになるお客様が増える時期でございます。

陽雅堂では、様々な種類の台や鼻緒をご用意しておりますが、人気のデザインやサイズから順に品薄となり、中には売り切れとなってしまうものもございます。

「今年こそ、自分にぴったりの下駄を新調したい!」

「夏祭りや花火大会に向けて、お気に入りの一足を見つけたい」

とお考えでしたら、ぜひお早めに店頭へ足をお運びいただき、豊富な品揃えの中からお選びいただくことをおすすめいたします。

そして、社長こだわりの鼻緒調整サービスで、最高の履き心地をご体感くださいませ。

あなただけの一足に心を込めて

陽雅堂では、鎌倉彫の伝統を守り伝えるとともに、お客様の日常に寄り添う品々をご提供したいと願っております。

社長自らがお客様の目の前で誂える下駄は、まさにその想いを形にしたサービスの一つでございます。

この夏は、陽雅堂で誂えた、あなただけの特別な下駄で、軽やかな一歩を踏み出してみませんか。

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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春の鎌倉散策と鎌倉彫〜心ときめくティータイムを彩る食器の数々〜

鎌倉彫 陽雅堂

皆様、こんにちは。 鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。

待ちに待った春が到来し、鎌倉の街は華やかな桜色に染まっていきます。

様々なお寺の境内や道端では早咲きの桜が咲き始め、それが終わるとまもなく、若宮大路のツツジが芽吹き始めるなど、まるで絵巻物のような美しい景色を次々に鑑賞できます。

暖かな日差しの中、鶴岡八幡宮の段葛を散策したり、長谷寺から海を望む眺めを楽しんだり、お寺巡りや街歩きを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

春の鎌倉は、美しい景色だけでなく、美味しいお土産もたくさんございます。

今回は、鎌倉散策のお土産にぴったりな春スイーツを、ティータイムに合わせたい鎌倉彫と共に、ご紹介いたします。

鎌倉散策のお供に!春の味覚

鎌倉彫陽雅堂

春の鎌倉には、桜やいちごなど、旬の食材を使ったスイーツがたくさんございます。

小町通りの食べ歩きはもちろん、大切な方へのお土産にもおすすめです。

各お店の店頭には、この季節ならではの桜やいちごをふんだんに使用した商品が並び、目移りしてしまうことでしょう。

例えば桜餅。

鎌倉の各菓子店では、とても可愛らしく目でも楽しめる商品が並びます。

様々なお店を訪ねてみて、お気に入りを見つけてみると楽しいでしょう。

鎌倉彫で楽しむ春のティータイム

鎌倉彫の菓子皿や茶托は、いつものティータイムを特別な時間に変えてくれます。

春らしいデザインのものを選んで、お家でも鎌倉の春を感じてみませんか?

菓子皿

菓子皿 7寸 一色朱 枝梅

春らしいお菓子を盛り付ければ、見た目も華やかなティータイムに。

桜や梅などがモチーフの菓子皿に、お気に入りの春の和菓子を載せれば、より一層春を感じることができるでしょう。

季節の花が描かれた菓子皿は、お部屋のインテリアとしても楽しめます。

菓子皿 7寸 一色朱 枝梅

可愛らしい梅の花が目を引く菓子皿は、春のお菓子を盛り付けるのに最適です。

来客時のおもてなしの席でも、梅の花の華やかさは、お客様の目を喜ばせてくれるでしょう。

朱色の花が目を引く菓子皿は、オードブルなどの油分の多い食事にもお使いいただけます。

食卓から春を演出しませんか。

茶托

お気に入りの湯呑と茶托で、ゆっくりとお茶を味わう贅沢な時間。

鎌倉彫の茶托は、使い込むほどに味わいが増し、愛着が湧いてきます。

春の暖かい日差しの中で、ゆっくりと味わうお茶は、心も体も安らぐこと間違いなしです。

ほっと一息の時間を、鎌倉彫と一緒にお過ごしください。

茶托 3.5寸 菊・桜ちらし

茶托 3.5寸 菊・桜ちらし

菊と桜のコンビネーションが可愛らしい、春だけでなく通年お使いいただける茶托もおすすめです。

どの方向から見ても、可愛らしい花のモチーフが楽しめる茶托は、おもてなしでも日常使いでも重宝するでしょう。

おすすめの鎌倉彫モチーフ

桜・梅・チューリップ

: 春の代表的な花である桜は、お祝いの贈り物にもおすすめです。

: 早春に咲く梅は、凛とした美しさがあり、落ち着いた雰囲気を演出します。

季節の花々: その他にも、薔薇やチューリップなど、春の訪れを感じさせる様々な花は鎌倉彫のモチーフになっています。

おわりに

春の鎌倉は、美しい景色と美味しいスイーツ、そして鎌倉彫の温もりに包まれた、心ときめく旅を楽しめます。

ぜひ、鎌倉で素敵な春の思い出を作ってください。

陽雅堂では、春のティータイムにぴったりの鎌倉彫を多数取り揃えております。

お気軽にお立ち寄りください。


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鎌倉彫の歴史を分かりやすく ~800年の時を刻む伝統工芸~

現在の鎌倉周辺、修学旅行や遠足の学生さんたちの若々しさで、街が活気づいたように見えます。

たくさんの土産物を抱え、鳩サブレーやソフトクリームを頬張るお姿は、見ているだけでも微笑ましくなります。

さて今回は、そんな若い方々にも鎌倉彫の魅力が伝わることを願い、ブログを書かせていただきます。

修学旅行の事前学習で鎌倉彫について調べている学生さんもいるかもしれませんね。

若い方々にも鎌倉彫について理解を深めていただけるよう、鎌倉彫の歴史を改めてなるべく分かりやすく紹介してまいります。

鎌倉彫について

鎌倉彫ってどんなもの?

鎌倉彫は木地に彫刻を施し模様を作り、そこに漆を塗って仕上げる伝統工芸品。 

木の温かさと漆の美しさが合わさった、独特の風合いが魅力です。

中国から伝わってきた技法を参考に、仏具を作り始めたのが鎌倉彫の起源と言われています。

当時伝わった技術で、木彫の漆(うるし)塗り仏具や香合(かおりを持ち運ぶための容器)などを制作したのが最初のようです。

鎌倉彫の広まり:武士の文化と共に

鎌倉時代に入ると禅宗という仏教の宗派が中国から伝来し、それに伴い中国の「彫漆(ちょうしつ)」という、漆を塗り重ねて模様を彫る技法も伝わりました。

この彫漆に影響を受けた仏師(ぶっし・仏像などを彫る人たち)たちが、木を彫って漆を塗る「鎌倉彫」の技法を生み出したのです。

鎌倉時代は武士の時代であったため、刀の鍔(つば)や鎧(よろい)の飾りなどにも鎌倉彫が用いられるようになりました。

同時に神社仏閣の装飾にも鎌倉彫は使われ、生活のありとあらゆる場所で鎌倉彫は活用され始めます。

室町時代:茶の湯の流行と鎌倉彫

室町時代になると茶の湯が流行し始め、茶道具にも鎌倉彫が用いられるようになりました。

特に棗(なつめ・抹茶を入れる容器)や茶托(ちゃたく・湯呑みの受け皿)などの道具として、鎌倉彫は人気があったようです。

江戸時代:暮らしに浸透する時代へ

江戸時代になると、鎌倉彫は裕福な商人や町人の間にも広がり、お盆やお椀などの日用品にも使われるようになりました。

また櫛や鏡台など、女性の持ち物にも鎌倉彫が施されるようになり、その華やかさは、当時の人々の心を和ませたことでしょう。

現在の鎌倉彫:庶民の暮らしの中へ

明治時代には海外にも輸出されるようになり、世界中の人々に愛されるようになりました。

1979年には国から伝統的工芸品に指定され、美術品としても高い評価を得ています。

鎌倉彫は現在も、新しいデザインや塗りの製品を生み出し続け、その可能性を広げ続けています。

長い歴史の中で、時代に合わせて変化しながら今もなお多くの人々に愛されている、素晴らしい伝統工芸なのです。

まとめ

鎌倉彫の歴史、いかがでしたでしょうか。

鎌倉彫は、長い歴史と伝統を持つ、とても魅力的な工芸品です。

職人が丹精込めてお作りした製品は、立体的な彫刻と奥深い漆の光沢を感じて頂けると思います。

学生の皆さんには高価に感じるかも知れません。

でもいつか、

・友人や家族にプレゼントを贈るとき
・特別なものが欲しくなったとき、

そして、ご自身の結婚式の引き出物を選ぶとき……

そんな時に、ぜひ、鎌倉彫のことを思い出してください。

鎌倉彫陽雅堂では、御贈答品から日常気軽にお使い頂ける製品まで多用に品揃えしております。鎌倉彫の素晴らしさを、一人でも多くの方に手にして頂き、身近に感じて頂けたらという思いで日々物作りをしております。

鎌倉にお越しの際にはお気軽に鎌倉彫陽雅堂にご来店くださいませ。

お待ち申し上げます。


鎌倉彫陽雅堂では、オリジナルのデザインや
イメージ写真などからも特注品のオーダーを
承っております

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