ジューンブライドに贈る感謝の形に鎌倉彫を引き出物に選ぶということ

鎌倉彫 陽雅堂

皆様、こんにちは。

風に木々の緑がさわめき、鎌倉では紫陽花がしっとりと咲き誇る、美しい季節となりました。
6月は「ジューンブライド」

この月に結婚する花嫁は幸せになれるという素敵な言い伝えがございます。

ご結婚を控えた皆様、誠におめでとうございます。

さて、ご結婚式の準備を進める中で大切なゲストへ贈る「引き出物」選びは、感謝の気持ちを伝えるための重要な項目の一つでございます。

本日はこの引き出物の由来に触れながら、ご両親様やご親族様へ贈る特別な記念品としての鎌倉彫をご提案させていただきます。

引き出物の由来と現代のカタチ

鎌倉彫 陽雅堂

そもそも「引き出物」という言葉の由来は、平安時代にまで遡ります。

当時、宴の主催者である貴族が招待客への感謝のしるしとして、庭先に馬を「引き出して」贈ったのが始まりとされております。

馬が金品に、そして時代と共にお土産へと形を変え、宴の招待客へ渡す品物を「引き出物」と呼ぶようになりました。

かつてはお客様全員に同じ品をお贈りするのが習わしでしたが、現代ではご祝儀の額や新郎新婦とのご関係性を考慮して品物を贈り分けるのが一般的となっております。

また近年では、ゲストの持ち帰りの負担を軽くするため、あるいは多様な好みに応えるために「カタログギフト」を選ばれるカップルも増えてまいりました。

ゲストご自身が好きなものを選べるという、大変心のこもった素晴らしい選択肢でございます。

親族やご両親へは特別な「記念品」を

鎌倉彫 陽雅堂

ゲストのことを考えたカタログギフトは素晴らしい選択ですが、一方で「少し投げやりな感じがしないかしら…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

特にこれまで深い愛情でお二人を育んでくださったご両親様や、いつも温かく見守ってくれたご親族様へは、お二人自身が心を込めて選んだ品を、「記念品」としてお贈りするのもまた、感謝の気持ちが伝わる素敵な方法ではないでしょうか。

お二人の門出の記念として、永く使え、使うたびにお祝いの日を思い出していただけるような、上質な品。

そのような特別な贈り物として、私どもは鎌倉彫の品々をおすすめしております。

陽雅堂がおすすめする感謝を伝える引き出物

八百余年の歴史を持つ鎌倉彫は、職人の手仕事による温もり、時を経るほどに味わいを増す漆の美しさが魅力です。

お二人の感謝と、ご両家の末永いご縁を結ぶのにこれほどふさわしい品はございません。

◆ご両親様へ

汁椀 頼朝 黒 単品(1客)

新しい食卓に華やぎを添える「汁椀 頼朝 黒 単品(1客)」

お子様が独立され、ご夫婦二人の生活となるご両親様の食卓へ「これからも豊かな時間を過ごしてほしい」という願いを込めて、上質な汁椀はいかがでしょうか。

鎌倉幕府を開いた源頼朝の名を冠したこのお椀は、凛とした風格と、手にしっくりと馴染む温かみがございます。

日々の何気ないお食事が、このお椀一つで少しだけ特別なものになることでしょう。

ご両家のご両親様へ、一客ずつペアでお贈りになるのも素敵でございます。

汁椀 頼朝 黒 単品(1客)

◆ご親族・大切な方へ

角盆 7×7 網代

暮らしに寄り添う「角盆 7×7 網代」

使いやすく様々な場面で活躍する角盆は、実用性と美しさを兼ね備えた贈り物として大変喜ばれます。

繊細で規則正しい「網代(あじろ)」文様は、古くから親しまれてきた伝統柄。

お客様へのお茶出しにはもちろん、お食事を運ぶ膳として、あるいは小物を置くトレイとして、日々の暮らしにそっと寄り添います。

永くお使いいただける確かな品質は、感謝の気持ちを伝えるのにふさわしい一品でございます。

角盆 7×7 網代

心を込めた贈り物選びのお手伝い

陽雅堂では引き出物や内祝いなど、お祝いの贈り物に関するご相談も承っております。

お熨斗(のし)やラッピングなども、ご用途に合わせて丁寧にご用意させていただきます。

ぜひ一度、店舗にお越しいただき、鎌倉彫の持つ質感や重み、そして美しさを直接お確かめくださいませ。

感謝の想いを未来へ

鎌倉陽雅堂外観

結婚式という人生の大きな節目に、大切な方々へ贈る引き出物。

便利なカタログギフトと共に、ごく近しい方々へは、お二人の手で選んだ「記念品」を贈るという選択。

それは、感謝の気持ちをより深く、そして永く伝え続けるための、とても素敵な方法かと存じます。

鎌倉彫がお二人の門出の日の喜びと、大切な方々への感謝の気持ちを結ぶ架け橋となれましたら幸いです。

すべてのジューンブライドの皆様の未来が、輝かしいものでありますよう心よりお祈り申し上げます。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

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陽雅堂地図
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
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鎌倉が舞台「最後から二番目の恋」続編放送と鎌倉彫の“実用性”について紹介します

鎌倉彫 陽雅堂

皆様、こんにちは。 

鎌倉彫専門店「陽雅堂」のブログ担当Oでございます。

鎌倉では桜の季節が名残を惜しむように過ぎ、代わって山々の新緑が目に眩しい、お出かけにも心地よい季節となりました。

皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

さて、鎌倉を舞台にした数々のドラマの中でも、特に「最後から二番目の恋」シリーズは、初回放送から年月を経た今もなお、多くの方々に愛され続けております。

本日は、このドラマの新エピソード放送記念といたしまして、作品と鎌倉彫の関わり、特に作中で語られた「実用性」というテーマに触れながら、贈り物にもふさわしい陽雅堂の逸品をご紹介させていただきます。

今も続くドラマ人気と鎌倉の風景

鎌倉彫 陽雅堂

「最後から二番目の恋」シリーズの魅力は、個性豊かな登場人物たちの軽妙な会話や心温まるストーリーはもちろんのこと、鎌倉の美しい風景や、そこに流れるゆったりとした時間をも感じさせてくれる点にございます。

ドラマのロケ地となった場所を巡る「聖地巡礼」に訪れる方は後を絶ちません。

極楽寺駅のレトロな佇まい、由比ヶ浜を望むカフェ、登場人物たちが暮らした家の周辺など、鎌倉の随所にドラマの世界観を感じられるスポットが点在しており、訪れるファンにとっては特別な場所となっているようでございます。

このことからも、いかにこのドラマシリーズが深く愛され、鎌倉という土地と強く結びついているかがうかがえます。

ドラマで語られた「鎌倉彫の引き出物」と“実用性”

鎌倉彫 陽雅堂

ドラマファンの方ならご記憶にあるかもしれませんが、2014年に放送されたシーズン「続・最後から二番目の恋」の第1話には、鎌倉彫が少しだけ登場する場面がございました。

長倉和平さん(中井貴一様)の娘さんの結婚式の引き出物を検討する中で、和平さんが候補に挙げたのが「鎌倉彫のお盆」。

これに対し、吉野千明さん(小泉今日子様)が「実用的じゃない」「重い」「どう使っていいかわからない」といった趣旨の意見を述べる、という印象的なやり取りがございました。

この会話は、鎌倉彫に馴染みのない方が抱くかもしれないイメージや、贈り物を選ぶ際の「実用性」という点を、ユーモラスに、しかし的確に捉えていたのかもしれません。

伝統工芸の持つ格調高さや美しさは認めつつも、現代生活の中で実際に使う場面を想像しにくい、と感じる方もいらっしゃるのは事実でございましょう。

「実用的じゃない」は誤解? 鎌倉彫の真の魅力

ドラマの中での会話はさておき、実際の鎌倉彫は、日々の暮らしに寄り添う「用の美」を大切にしております。

素材には桐や桂といった軽い木材を選び、お盆なども見た目よりずっと扱いやすいものが多くございます。

また、上質な漆で仕上げられた表面は、耐久性・耐水性に優れ、丁寧にお手入れすれば何十年と美しくお使いいただける、大変実用的な工芸品なのでございます。

実用性と美しさを贈るなら「銘々皿 牡丹崩し」

「お盆は少し大きいけれど、鎌倉彫の美しさは魅力的…」。

もし、引き出物や贈り物を選ぶ際に、先のドラマの会話のように実用性の面で少し迷われるのでしたら、私どもが自信を持っておすすめするのが「銘々皿(めいめいざら)」でございます。

その中でも特に「銘々皿 5寸 牡丹崩し 上 重ね花びら」は、美しさと使いやすさを見事に両立させた、贈り物として大変お喜びいただける一品でございます。

銘々皿 5寸 牡丹崩し 上 重ね花びら

優美な意匠
富貴の象徴である牡丹の花を、職人が「崩し」と「重ね花びら」の技法で繊細かつ立体的に彫り上げております。手仕事ならではの温もりと格調高い美しさがございます。

際立つ実用性
直径5寸(約15cm)は、和菓子にも洋菓子にも、またお料理の取り皿としても大変使いやすい大きさです。
そして特筆すべきは、皆様が気にされるかもしれない油分の多いケーキや焼き菓子などを、直接のせてお使いいただいても全く問題ないという点です。
上質な漆仕上げならではの耐久性がございますので、安心してお使いいただき、ご使用後は柔らかいスポンジと食器洗い用洗剤で洗えます。

確かな品質
厳選された素材と伝統の技で、一点一点丁寧に作られております。
永く使うほどに艶を増し、愛着の深まる逸品です。

贈り物として
程よい大きさで収納にも困らず、実際に使っていただける場面が多いことから、「美しくて、しかも使える嬉しい贈り物」として大変ご好評をいただいております。

陽雅堂からのご提案

この「銘々皿 牡丹崩し 上 重ね花びら」は、結婚式の引き出物、各種お祝い、内祝い、大切な方への感謝のしるし、企業の記念品など、様々な贈答シーンに最適でございます。

受け取られた方の日常に、ささやかな彩りと豊かさをお届けできることと存じます。

陽雅堂では、ギフトラッピングや熨斗のご相談も承っております。

鎌倉にお越しの際には、ぜひ店舗にお立ち寄りいただき、実物をお手に取って、その軽さ、彫りの精緻さ、漆の美しい艶をお確かめくださいませ。

鎌倉の記憶と共に、確かな逸品を

新シリーズもこの度放送開始したドラマ「最後から二番目の恋」シリーズと、古都鎌倉に息づく伝統工芸・鎌倉彫。

ドラマで語られた「実用性」というテーマは、伝統を現代にどう繋いでいくか、という私ども作り手にとっても大切な問いかけでございます。

陽雅堂がお届けする鎌倉彫が、美しいだけでなく、皆様の日々の暮らしの中で喜びをもたらす実用的な品であることを、この銘々皿を通じて感じていただけましたら幸いに存じます。

ドラマゆかりの地を巡る「聖地巡礼」で鎌倉にお越しの際には、ぜひ陽雅堂の店舗にもお立ち寄りいただき、鎌倉が育んだもう一つの魅力である鎌倉彫の世界にも触れてみてくださいませ。

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。


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神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
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