皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。
10月もいよいよ最終週を迎えました。朝夕の空気は一段と冷たさを増し、鎌倉の山々も少しずつ秋の色へと装いを深め始めております。
気候が安定し、お部屋に差し込む光も柔らかくなるこの時期は、ご自宅に親しいご友人やお客様をお招きする機会も増えるのではないでしょうか。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。
本日は、深まる秋のティータイムをより上質な時間へと導く『おもてなしの器』と、大人の遊び心を効かせたテーブルコーディネートをご提案いたします。
おもてなしの心は一杯のお茶と良い器から
「遠方からわざわざ足を運んでくれた友人に、くつろいでもらいたい」
「久しぶりに会うお客様と、和やかな時間を過ごしたい」
ご自宅にお客様をお迎えする際、一番のおもてなしとなるのは相手を想うお気持ちそのものです。その目に見えない『歓迎の心』を最も美しく、そして雄弁に伝えてくれるのが、お茶と一緒にお出しする器の存在でございます。
お客様の顔を思い浮かべながら、どの器にどんなお菓子を乗せようかと戸棚の前で思案する時間。それはすでにおもてなしの始まりです。
上質な漆の器に季節の和菓子がそっと乗せられて運ばれてきた時、お客様は「自分のために、わざわざ良い器を選んで丁寧に準備をしてくれたのだな」と、言葉以上の深い歓迎のメッセージを受け取ることでしょう。良い器はその場の空気を和らげ、会話に美しい花を咲かせてくれる魔法の道具なのです。
和菓子の色彩が際立つ。最高級の黒「菓子皿 牡丹崩し 呂色」
秋のおもてなしにまずおすすめしたいのが、吸い込まれるような黒の艶が美しい菓子皿でございます。

こちらは菓子皿 牡丹崩し 呂色(ろいろ)というお品です。
『呂色』とは、漆塗りの中でも最高級とされる仕上げの技法。塗っては炭で研ぎ、また塗っては磨くという途方もない手間をかけることで、まるで鏡面のような深く艶やかな黒を生み出します。
盤面には、百花の王である牡丹をモダンに図案化した『牡丹崩し』が彫り込まれており、光の加減によって、その流麗な彫りが静かに浮かび上がります。
写真をご覧いただくとお分かりのように、柿や栗といった秋の味覚を模した和菓子をこの呂色のお皿に乗せると、お菓子の鮮やかなオレンジや紫色がハッと息を呑むほど美しく際立ちます。まるで夜の闇の中に浮かび上がる芸術作品のように、お菓子そのものを極上のご馳走へと引き上げてくれる一枚です。
→ 「菓子皿 牡丹崩し 呂色」をオンラインショップで見る
自由な発想でおもてなし。「ペン皿」に託す大人の遊び心
そしてもう一つ、陽雅堂からぜひおすすめしたい粋な『おもてなしのアイデア』がございます。

こちらの美しい朱色の横長のお皿。和菓子が上品に二つ並んでおりますが、実はこの器は本来、書斎などで使うペン皿(ペントレイ)として作られ、販売されているお品なのです。
「文房具を乗せるお皿に、食べ物を乗せてもいいの?」と驚かれるかもしれません。しかし、鎌倉彫のペン皿は食器類と同じ天然の木と上質な漆を用いて、堅牢に作られております。そのため銘々皿などと同様に、お茶請けのお皿としてもお使いいただけるのです。
細長い長方形のフォルムは、丸いお皿が多い食卓の中で、スタイリッシュでモダンなアクセントとなります。
用途にとらわれず、美しいものを自由に生活に取り入れる。それこそが本当に豊かなライフスタイルであり、最高のおもてなしの形ではないでしょうか。
→ 「ペン皿」をオンラインショップで見る
深まる秋、心通うひとときを

おもてなしの心は、一杯のお茶と良い器から。
漆の艶やかな輝きと、手仕事の温もりが宿る鎌倉彫のお道具たちは、皆様の『大切な人をもてなしたい』という優しいお気持ちに、しっかりと寄り添ってくれます。
鎌倉の木々も少しずつ色づき、散策が楽しい季節となってまいりました。秋のお出かけの際には、ぜひ陽雅堂へもお立ち寄りいただき、ご自身ならではの『遊び心』を満たす器を探してみてくださいませ。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております
【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/
【実店舗】

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30
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