冬の暮らしを彩る、鎌倉彫の丸盆。この季節に選びたい5つのモチーフ

鎌倉彫陽雅堂ブログ

12月も中旬に入り、朝夕の冷え込みがいよいよ厳しくなってまいりました。鎌倉の街も冬の装いへと変わり、温かい飲み物が恋しい季節となりましたね。 寒さが増すこれからの時期は、暖かなお部屋で過ごす時間も増えることと存じます。

本日はそんな冬のおうち時間を、目から温かく、そして格調高く彩ってくれる「鎌倉彫の丸盆」をご紹介いたします。 

陽雅堂のオンラインショップに並ぶ丸盆の中から、特に「冬に選んでいただきたい」「お正月飾りにふさわしい」5つのモチーフを厳選いたしました。

1. 冬の寒さの中に灯る赤「椿(つばき)」

丸盆8寸 一色朱 椿

商品名:丸盆8寸 一色朱 椿

冬の景色の中で、凛とした美しさを見せる花といえば「椿」でございます。 寒さの中でも緑の葉を絶やさず、鮮やかな花を咲かせるその姿は、生命力の象徴。茶道の世界でも「茶花の女王」として、冬の席に欠かせない花とされています。 

この「一色朱」の椿は、雪景色の中にぽっと灯りがともったような温かさがあり、冬のテーブルに華やぎを添えてくれます。

丸盆8寸 一色朱 椿

2. 永遠の繁栄を願う緑「万年青(おもと)」

商品名:丸盆8寸 万年青

「万年青」と書いて「おもと」。その名の通り、一年中青々とした葉を保つことから、不老長寿や子孫繁栄を象徴する大変縁起の良い植物です。 赤い実をつける冬の姿は特に美しく、古くからお正月の床飾りや、引越しのお祝い(「万年安泰」の願いを込めて)として愛されてきました。 

このお盆にお鏡餅やお正月飾りを載せれば、新年を迎える準備は万端。ご家族の健康と繁栄を願う、冬にぴったりの一枚です。

丸盆8寸 万年青

3. 春告げ草で迎える新年「枝梅(えだうめ)」

丸盆8寸 枝梅

商品名:丸盆8寸 枝梅

「百花に先駆けて咲く」ことから、春告げ草とも呼ばれる梅。厳しい冬の寒さに耐え、香り高い花を咲かせる姿は、忍耐と希望の象徴です。 特に、力強く伸びる枝と共に描かれた「枝梅」は、鎌倉彫らしいダイナミックな構図が魅力。

まだ寒さの残る時期に、いち早く春の訪れを感じさせてくれるこのお盆は、新春のおもてなしに最適でございます。

丸盆8寸 枝梅

4. まっすぐに伸びる清浄な心「竹(たけ)」

丸盆7寸 竹

商品名:丸盆7寸 竹

松竹梅の一つとしてもお馴染みの「竹」。冬の寒風の中でも折れることなく、まっすぐに伸びるその姿は、誠実な心や成長を表します。 また、竹の持つ清浄な雰囲気は、一年の邪気を払うお正月にもふさわしいもの。

すっきりとしたデザインのお盆は、和洋問わず使いやすく、冬の食卓に清々しい空気をもたらしてくれます。

丸盆7寸 竹

5. 寒牡丹の風情とハレの日の華やぎ「牡丹(ぼたん)」

丸盆8寸 一色錆 牡丹

商品名:丸盆8寸 一色錆 牡丹

百花の王と称される「牡丹」は、富貴や幸福の象徴。春の花というイメージが強いですが、冬に咲くよう手をかけられた「寒牡丹」や「冬牡丹」もまた、雪除けの藁(わら)帽子をかぶった風情ある姿で愛されています。 お正月というハレの日に、これほどふさわしい華やかな文様はございません。

「一色錆(さび)」の落ち着いた仕上げなら、派手すぎず、冬の室礼に重厚な品格を与えてくれます。

丸盆8寸 一色錆 牡丹

季節の文様で冬を楽しむ

鎌倉彫陽雅堂

いかがでしたでしょうか。 ただ物を運ぶだけでなく、そこに描かれた文様(モチーフ)の意味を知り、季節に合わせて使い分ける。それこそが、日本人が大切にしてきた「暮らしの美意識」でございます。

この冬は、ぜひ鎌倉彫の丸盆と共に、心温まる豊かな時間をお過ごしくださいませ。 本日ご紹介したお品は、以下のページより詳しくご覧いただけます。

→ 鎌倉彫の丸盆(直径 18cm~24cm)商品一覧はこちら

陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

【秋の夜長を鎌倉彫と】温かいお茶とワインに寄り添う銘々皿

【秋の夜長を鎌倉彫と】温かいお茶とワインに寄り添う銘々皿

11月も半ばを迎え、鎌倉の木々も美しく色づき、一年で最も風情ある季節となりました。日ごとに寒さが増し、夜の時間が長く感じられる「秋の夜長」、皆様はいかがお過ごしでございましょうか。

読書をしたり、音楽を聴いたり、あるいは大切な方と語らったり。ご自宅で過ごす静かで豊かな時間を、今年は「鎌倉彫」と共にもっと特別なものにしてみませんか。 本日は、そんな秋の夜長に寄り添う、二つの上質な「うつわ」の使い方をご提案させていただきます。

夜のティータイムに和洋折衷で楽しむ銘々皿

夕食を終え、ほっと一息つく夜のティータイム。 温かい紅茶やハーブティーに、お好きなお菓子を一つ添えて。そんなささやかで、何より贅沢な時間のお供に、鎌倉彫の銘々皿はいかがでしょうか。

銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し

こちらは、柔らかな丸みを帯びた形に、大輪の牡丹を彫り上げた品格ある一枚です。直径4寸(約12cm)と小ぶりながら、その確かな存在感は、載せたお菓子を主役として見事に引き立ててくれます。

鎌倉彫というと和菓子のイメージが強いかもしれませんが、ぜひお試しいただきたいのが、和洋折衷の楽しみ方。 

例えば、マカロンや一口サイズのチョコレート、小さなパウンドケーキなどを載せて、温かい紅茶やコーヒーと合わせてみてください。 漆のしっとりとした艶と、洋菓子の持つ華やかさが意外なほど美しく調和し、いつものティータイムが、まるでホテルのラウンジで過ごすような、上質なひとときに変わります。

 → 「銘々皿」をオンラインショップで見る

ワインと共に大人の時間を格上げする「小判盆」

小判盆 尺8x7沈 葡萄の使用イメージ

秋の夜長は、少し照明を落として、ゆったりとワインを愉しむのにも最適な季節でございます。そんな大人の時間には、こちらの小判盆が寄り添います。

小判盆 尺8x7沈 葡萄

小判盆 尺8x7沈 葡萄

こちらのお盆は、以前、冬の贈りものとしてもご紹介させていただきましたが、ぜひご自身のためにもお使いいただきたい逸品です。 何よりも、彫られた文様そのものが「葡萄(ぶどう)」であるというのが、ワインを愛する方には堪らない魅力ではないでしょうか。豊かに実る葡萄が、お酒の席のムードを一層高めてくれます。

このお盆を、ぜひ贅沢な「アペリティフトレイ」としてお使いください。 お気に入りのチーズを数種、スライスした生ハムやサラミ、そしてドライフルーツやナッツを少しずつ盛り付けて。このお盆に載せるだけで、ご自宅で過ごす晩酌の時間が、まるでオーセンティックなバーで過ごすような、格別なものに変わります。

「お盆」をオンラインショップで見る

暮らしの「余白」を鎌倉彫で彩る

慌ただしい日常から離れ、自分だけのものとして過ごす、静かな夜の時間。 鎌倉彫のうつわは、そんな暮らしの中の「余白」とも言えるひとときを、より豊かで味わい深いものにしてくれます。

飾っておくだけでなく、日々の暮らしの中でどんどんお使いいただき、その手触りや温もりを感じていただくこと。それこそが、鎌倉彫の持つ本当の魅力でございます。 今年の秋の夜長は、ぜひ鎌倉彫と共に、心温まる時間をお過ごしになってみてはいかがでしょうか。

陽雅堂の店舗、またオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

【食欲の秋を鎌倉彫のうつわで満喫する】秋の味覚を格上げする器選び

【食欲の秋を鎌倉彫のうつわで満喫する】秋の味覚を格上げする器選び

10月に入り、風は爽やかに空は高く澄み渡り、一年で最も過ごしやすい季節がやってまいりました。巷では「食欲の秋」と申しますが、まさにその言葉通り、新米、きのこ、秋鮭、かぼちゃ、さつまいも…と、美味しい食材が次々に旬を迎えます。

せっかくの美味しい秋の味覚。今年は、それを盛り付ける「うつわ」にも少しこだわってみませんか。鎌倉彫の器は、秋の実りを、より一層美味しく、美しく見せてくれる力を持っています。

鎌倉彫の器が、秋の食卓に映える理由

鎌倉彫陽雅堂 ブログ

鎌倉彫のうつわが、なぜ秋の食卓にぴったりなのでしょうか。

温もりのある素材感

職人の手で彫られた木の器は、見た目にも、手に取っても温かみを感じさせます。根菜やきのこなど、どこかほっこりとする秋 の食材と、その素材感が実によく調和します。

食材の色を引き立てる漆の色

鎌倉彫ならではの深い朱や黒の漆は、炊き込みご飯の黄色や、かぼちゃの煮物の橙色、お野菜の緑といった、秋の食材の豊かな彩りを、はっとするほど美しく引き立ててくれます。

優れた保温性

木の器は、陶磁器に比べて熱が伝わりにくい性質を持っています。そのため、温かい汁物は冷めにくく、熱い器を持つ手にも優しいという、実用的な利点もございます。

秋の味覚を愉しむ、陽雅堂おすすめのうつわ

ご自宅で秋の味覚を楽しまれる際に、ぜひお使いいただきたい陽雅堂のうつわを3点、ご紹介させていただきます。

汁椀 水面 朱 単品

汁椀 水面 朱盛りつけ例
汁椀 水面 朱

秋は、きのこや根菜がたっぷり入った具沢山の豚汁や、里芋のお味噌汁など、温かい汁物が恋しくなる季節です。こちらの汁椀は、水面に広がる波紋のような「刀痕(とうこん)」が器の表面を飾り、シンプルながらも表情豊かな逸品。鮮やかな朱色は、食卓の差し色となり、食欲をそそります。このお椀でいただく一杯が、心も体も温めてくれることでしょう。
「汁椀 水面 朱 単品」をオンラインショップで見る

スープスプーン黒 五本組

スープスプーン黒盛りつけ例
スープスプーン黒

かぼちゃやさつまいものポタージュスープ、あるいはきのこのクリームシチューなど、秋には洋風の温かいメニューも美味しいものです。そんな時には、こちらの木製のスープスプーンはいかがでしょうか。口当たりが大変優しく、金属製スプーンのようにカチャカチャと器に当たる音もしないため、静かにゆったりと食事を楽しめます。漆黒の色合いが、スープのクリーミーな色合いを引き立ててくれます。
「スープスプーン黒 五本組」をオンラインショップで見る

角皿 7寸 八方刀痕B

角皿 7寸 八方刀痕B盛りつけ例
角皿 7寸 八方刀痕B

秋鮭の塩焼きや、きのこのソテー、あるいは栗ご飯をおにぎりにして数個並べるなど、主菜から軽食まで幅広くお使いいただけるのが、こちらの角皿です。八方へ向かう力強い彫り跡「八方刀痕」が、モダンで洗練された印象を与えます。約21cm四方の大きさは、一人分のメインプレートとして、あるいは取り分け皿として、大変使い勝手が良く、秋の食卓で大活躍間違いなしの一枚です。
「角皿 7寸 八方刀痕B」をオンラインショップで見る

今年の秋は、うつわと共に味わう

鎌倉彫 陽雅堂

旬の食材を丁寧に料理し、お気に入りのうつわに盛り付ける。そのひと手間が、日々の食事を、単なる空腹を満たすための時間から、季節を味わい、心を満たすための豊かな時間へと変えてくれます。

今年の秋は、ぜひ鎌倉彫のうつわと共に、美味しい実りを心ゆくまでお楽しみくださいませ。 陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様の食卓を彩る様々なうつわをご用意して、ご来店を心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

「初めての鎌倉彫」秋の暮らしに取り入れる、基本の“き”とオンラインショップのご案内

陽雅堂 ブログ

どこからともなく金木犀(きんもくせい)の甘い香りが漂い、本格的な秋の訪れを感じる頃となりました。澄み渡る空が心地よい日中とは裏腹に、日が暮れるのも早まり、秋の夜長に、お家でゆっくりと過ごす時間も増えてくる頃ではないでしょうか。

さて、本日はそんな豊かなおうち時間を、さらに特別なものにしてくれる「鎌倉彫」についてのお話です。 鎌倉彫のうつわや小物に憧れはあるけれど、なんだか敷居が高く感じていませんか? 伝統工芸品の取扱は、お手入れが大変そうと感じていませんか?

この記事では、そんな皆様が抱える鎌倉彫への疑問や不安を解消し、「私にも使えそう」と感じていただくための、基本の“き”をご紹介いたします。

鎌倉彫の「?」を解決!Q&Aコーナー

まずは、よくお寄せいただくご質問にお答えする形で、鎌倉彫の基本をご紹介します。

【Q1. そもそも鎌倉彫って何?】 

A. 鎌倉彫とは、約800年前の鎌倉時代から続く、日本の伝統的工芸品です。カツラの木を彫り、そこに漆を何層にも塗り重ねて仕上げるのが特徴で、立体感のある彫刻と、深みのある漆の艶やかさが魅力。まさに鎌倉の歴史と職人の技が息づく、芸術品でございます。

【Q2. お手入れは難しい?】

 A. これが最も多くいただくご質問ですが、どうぞご安心ください。普段お使いの食器と同じように、やわらかなスポンジと中性洗剤で優しく洗っていただけます。 大切なのは、いくつかのポイントを守っていただくことだけです。

〇 優しく洗う: 柔らかいスポンジと中性洗剤で洗い、ぬるま湯ですすいでください。

〇 すぐに拭く:洗った後は、すぐに乾いた柔らかい布で水気を拭き取ってください。

× やってはいけないこと食器洗浄機・乾燥機、電子レンジの使用は、急激な温度変化や乾燥により、木地や漆を傷める原因となりますのでお避けください。また、長時間水に浸しておくことも避けていただけますと、より永く美しくお使いいただけます。

お手入れの様子

ほんの少しの気遣いで、鎌倉彫は永く皆様の暮らしに寄り添ってくれます。

【Q3. どんなアイテムがあるの?】 

A. 鎌倉彫というと、床の間に飾る大きなお盆や器を想像される方も多いかもしれません。しかし、それだけではございません。皆様の日常に気軽に取り入れていただけるよう、ブローチや手鏡、お箸といった、比較的手に取りやすい価格帯の小物も数多くございます。 伝統を、もっと身近に感じていただくための入り口となる品々です。

「最初の一つ」におすすめの鎌倉彫

「それなら私にも使えそう!」と感じていただけましたら、次はいよいよ「最初の一つ」を選んでみませんか。秋の食卓にもぴったりの、日常で使いやすいアイテムを3つ厳選いたしました。

1. 銘々皿

お漬物や薬味をのせたり、お茶菓子皿として使ったり。アクセサリートレイとしても可愛らしい銘々皿は、まさに万能選手。食卓の小さなアクセントとして、鎌倉彫の美しさを気軽に楽しめます。
銘々皿をオンラインショップで見る

2. お箸

毎日必ず使うお箸だからこそ、少しだけ上質なものを選んでみませんか。鎌倉彫のお箸は、手にしっくりと馴染み、口当たりも滑らか。日々の食事が、より一層美味しく、丁寧な時間に感じられることでしょう。
お箸をオンラインショップで見る

3. 茶托(ちゃたく)

【飾るだけではもったいない、日常にこそ鎌倉彫を】専門店がお伝えしたい「用即美」の心

温かいお茶はもちろん、前回のブログでもご紹介したように、ガラスのコップと合わせて冷たい飲み物のコースター代わりにも。一枚あるだけで、おもてなしの心が伝わる、格調高い空間を演出できます。
茶托をオンラインショップで見る

まずはここから、「鎌倉彫のある暮らし」を始めてみませんか?

実物に触れるなら鎌倉のお店へ

もちろん、写真だけでは伝わらない魅力もございます。職人が彫り上げた文様の立体感や、光を受けてしっとりと輝く漆の艶やかさは、ぜひ一度、鎌倉の店舗で直接お手に取って感じていただきたい逸品です。秋の散策がてら、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

オンラインショップなら、ご自宅でじっくり選べます

「お店まで行くのは難しい」「家でゆっくり考えたい」というお客様には、陽雅堂のオンラインショップがおすすめです。 掲載している品々は、すべて専門スタッフが厳選した確かなものばかり。ご自宅でじっくりと、ご自身のライフスタイルに合う一品をお選びいただけます。

陽雅堂オンラインショップはこちら

暮らしの中に、ささやかな特別を

鎌倉彫 陽雅堂

いかがでしたでしょうか。鎌倉彫は、決して遠い存在ではなく、皆様の暮らしにそっと寄り添い、日常を少しだけ特別なものにしてくれる、意外と身近な存在でございます。 この秋、ご自身へのご褒美に、また大切な方への贈り物に、鎌倉彫という選択を加えてみてはいかがでしょうか。その最初の一歩を、陽雅堂がお手伝いできましたら幸いです。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

そろそろ秋の準備をしませんか。お月見の豆知識と、月を愛でる鎌倉彫のうつわ

そろそろ秋の準備をしませんか。お月見の豆知識と、月を愛でる鎌倉彫のうつわ

8月も後半に差し掛かり、暦の上では秋となりましたが、まだまだ厳しい残暑が続いております。

皆様、健やかにお過ごしでございましょうか。
朝夕の風や虫の音に、ふと秋の気配を感じる瞬間も増えてきたように思います。

本日はそんな夏の終わりの時期に、少しだけ先の季節に想いを馳せて「秋の準備」を始めてみてはいかがでしょうか、というご提案でございます。

テーマは、日本の美しい習慣「お月見」です。

日本の美しい習慣「お月見」

お月見は、秋の澄んだ夜空に浮かぶ月を眺め、その美しさを愛でると共に作物の収穫に感謝する古くから続く風雅な習わしでございます。
「中秋の名月」や「十五夜」という言葉を、皆様も耳にされたことがあるかと存じます。

今年2025年の中秋の名月は、10月6日(月)でございます。
この日には、月の満ち欠けにちなんで丸いお団子(月見団子)や、魔除けの意味を持つススキなどをお供えして、自然の恵みに感謝を捧げます。

ちょっと深い、お月見の豆知識

何気なく楽しんでいるお月見ですが、実はあまり知られていない興味深い側面がございます。

それは中秋の名月は、必ずしも満月ではないという事です。

「十五夜」と聞くと、満月を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。しかし、月の軌道の関係で、旧暦の15日と天文学的な満月の日付にはわずかなズレが生じることがございます。
そのため、中秋の名月が必ずしも完璧な満月とは限らないのです。

少しだけ欠けた月にもまた趣があり、日本人の不完全なものをも愛でる美意識が感じられるようでございます。

ちなみに、今年2025年の中秋の名月は10月6日(月)ですが、満月は翌日の10月7日(火)だそうです。
当日はぜひ夜空を見上げ、「完璧ではない月」の持つ奥ゆかしい美しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。

月見団子を美しく盛り付ける、鎌倉彫のうつわ

鎌倉彫 陽雅堂
盛り付け画像はイメージです

少し知識を深めると、今年のお月見がより一層楽しみになってまいりますね。

せっかくの美しいお月見です。
お供えする月見団子もそれにふさわしい器に盛り付ければ、その場がさらに清らかで特別なものになります。

陽雅堂では、そんなお月見の夜に華を添える鎌倉彫のお皿をご提案しております。

おすすめのうつわ:「桃皿 7寸 梅崩し 沈」

桃皿 7寸 梅崩し 沈

今年のお月見にぜひお使いいただきたいのが、こちらの「桃皿 7寸 梅崩し 沈」でございます。

お団子を引き立てる大きさ
直径7寸(約20cm)という大きさは、お団子を美しく盛り付けるのにまさにちょうど良いサイズでございます。

繊細な「梅崩し 沈」の意匠
月の光や室内の灯りを受けて、彫り跡がほのかに煌めく様は大変優美でございます。

もちろんお月見だけでなく、季節の和菓子やお客様へのおもてなし、日常の食卓でも幅広くお使いいただけます。
食器用洗剤で洗っていただけますので、お団子のような汚れやすい食品を盛り付けていただいても大丈夫です。

桃皿 7寸 梅崩し 沈はこちら

丁寧な準備で、心豊かな秋を迎える

厳しい暑さの夏が過ぎれば実りの秋、そして美しい月が夜空を照らす季節がやってまいります。 

まだまだ暑さは続きますが、少し早めに秋の準備を始め、日本の美しい伝統に思いを馳せる時間は日々の暮らしに静かな潤いをもたらしてくれることでしょう。

今年の「中秋の名月」はぜひ鎌倉彫の器と共に、心豊かなひとときをお過ごしになってみてはいかがでしょうか。 

陽雅堂の店舗またオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら