【食欲の秋を鎌倉彫のうつわで満喫する】秋の味覚を格上げする器選び

【食欲の秋を鎌倉彫のうつわで満喫する】秋の味覚を格上げする器選び

10月に入り、風は爽やかに空は高く澄み渡り、一年で最も過ごしやすい季節がやってまいりました。巷では「食欲の秋」と申しますが、まさにその言葉通り、新米、きのこ、秋鮭、かぼちゃ、さつまいも…と、美味しい食材が次々に旬を迎えます。

せっかくの美味しい秋の味覚。今年は、それを盛り付ける「うつわ」にも少しこだわってみませんか。鎌倉彫の器は、秋の実りを、より一層美味しく、美しく見せてくれる力を持っています。

鎌倉彫の器が、秋の食卓に映える理由

鎌倉彫陽雅堂 ブログ

鎌倉彫のうつわが、なぜ秋の食卓にぴったりなのでしょうか。

温もりのある素材感

職人の手で彫られた木の器は、見た目にも、手に取っても温かみを感じさせます。根菜やきのこなど、どこかほっこりとする秋 の食材と、その素材感が実によく調和します。

食材の色を引き立てる漆の色

鎌倉彫ならではの深い朱や黒の漆は、炊き込みご飯の黄色や、かぼちゃの煮物の橙色、お野菜の緑といった、秋の食材の豊かな彩りを、はっとするほど美しく引き立ててくれます。

優れた保温性

木の器は、陶磁器に比べて熱が伝わりにくい性質を持っています。そのため、温かい汁物は冷めにくく、熱い器を持つ手にも優しいという、実用的な利点もございます。

秋の味覚を愉しむ、陽雅堂おすすめのうつわ

ご自宅で秋の味覚を楽しまれる際に、ぜひお使いいただきたい陽雅堂のうつわを3点、ご紹介させていただきます。

汁椀 水面 朱 単品

汁椀 水面 朱盛りつけ例
汁椀 水面 朱盛りつけ例

秋は、きのこや根菜がたっぷり入った具沢山の豚汁や、里芋のお味噌汁など、温かい汁物が恋しくなる季節です。こちらの汁椀は、水面に広がる波紋のような「刀痕(とうこん)」が器の表面を飾り、シンプルながらも表情豊かな逸品。鮮やかな朱色は、食卓の差し色となり、食欲をそそります。このお椀でいただく一杯が、心も体も温めてくれることでしょう。
「汁椀 水面 朱 単品」をオンラインショップで見る

スープスプーン黒 五本組

スープスプーン黒盛りつけ例
スープスプーン黒盛りつけ例

かぼちゃやさつまいものポタージュスープ、あるいはきのこのクリームシチューなど、秋には洋風の温かいメニューも美味しいものです。そんな時には、こちらの木製のスープスプーンはいかがでしょうか。口当たりが大変優しく、金属製スプーンのようにカチャカチャと器に当たる音もしないため、静かにゆったりと食事を楽しめます。漆黒の色合いが、スープのクリーミーな色合いを引き立ててくれます。
「スープスプーン黒 五本組」をオンラインショップで見る

角皿 7寸 八方刀痕B

角皿 7寸 八方刀痕B盛りつけ例
角皿 7寸 八方刀痕B盛りつけ例

秋鮭の塩焼きや、きのこのソテー、あるいは栗ご飯をおにぎりにして数個並べるなど、主菜から軽食まで幅広くお使いいただけるのが、こちらの角皿です。八方へ向かう力強い彫り跡「八方刀痕」が、モダンで洗練された印象を与えます。約21cm四方の大きさは、一人分のメインプレートとして、あるいは取り分け皿として、大変使い勝手が良く、秋の食卓で大活躍間違いなしの一枚です。
「角皿 7寸 八方刀痕B」をオンラインショップで見る

今年の秋は、うつわと共に味わう

鎌倉彫 陽雅堂

旬の食材を丁寧に料理し、お気に入りのうつわに盛り付ける。そのひと手間が、日々の食事を、単なる空腹を満たすための時間から、季節を味わい、心を満たすための豊かな時間へと変えてくれます。

今年の秋は、ぜひ鎌倉彫のうつわと共に、美味しい実りを心ゆくまでお楽しみくださいませ。 陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様の食卓を彩る様々なうつわをご用意して、ご来店を心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

「初めての鎌倉彫」秋の暮らしに取り入れる、基本の“き”とオンラインショップのご案内

陽雅堂 ブログ

どこからともなく金木犀(きんもくせい)の甘い香りが漂い、本格的な秋の訪れを感じる頃となりました。澄み渡る空が心地よい日中とは裏腹に、日が暮れるのも早まり、秋の夜長に、お家でゆっくりと過ごす時間も増えてくる頃ではないでしょうか。

さて、本日はそんな豊かなおうち時間を、さらに特別なものにしてくれる「鎌倉彫」についてのお話です。 鎌倉彫のうつわや小物に憧れはあるけれど、なんだか敷居が高く感じていませんか? 伝統工芸品の取扱は、お手入れが大変そうと感じていませんか?

この記事では、そんな皆様が抱える鎌倉彫への疑問や不安を解消し、「私にも使えそう」と感じていただくための、基本の“き”をご紹介いたします。

鎌倉彫の「?」を解決!Q&Aコーナー

まずは、よくお寄せいただくご質問にお答えする形で、鎌倉彫の基本をご紹介します。

【Q1. そもそも鎌倉彫って何?】 

A. 鎌倉彫とは、約800年前の鎌倉時代から続く、日本の伝統的工芸品です。カツラの木を彫り、そこに漆を何層にも塗り重ねて仕上げるのが特徴で、立体感のある彫刻と、深みのある漆の艶やかさが魅力。まさに鎌倉の歴史と職人の技が息づく、芸術品でございます。

【Q2. お手入れは難しい?】

 A. これが最も多くいただくご質問ですが、どうぞご安心ください。普段お使いの食器と同じように、やわらかなスポンジと中性洗剤で優しく洗っていただけます。 大切なのは、いくつかのポイントを守っていただくことだけです。

〇 優しく洗う: 柔らかいスポンジと中性洗剤で洗い、ぬるま湯ですすいでください。

〇 すぐに拭く:洗った後は、すぐに乾いた柔らかい布で水気を拭き取ってください。

× やってはいけないこと食器洗浄機・乾燥機、電子レンジの使用は、急激な温度変化や乾燥により、木地や漆を傷める原因となりますのでお避けください。また、長時間水に浸しておくことも避けていただけますと、より永く美しくお使いいただけます。

お手入れの様子

ほんの少しの気遣いで、鎌倉彫は永く皆様の暮らしに寄り添ってくれます。

【Q3. どんなアイテムがあるの?】 

A. 鎌倉彫というと、床の間に飾る大きなお盆や器を想像される方も多いかもしれません。しかし、それだけではございません。皆様の日常に気軽に取り入れていただけるよう、ブローチや手鏡、お箸といった、比較的手に取りやすい価格帯の小物も数多くございます。 伝統を、もっと身近に感じていただくための入り口となる品々です。

「最初の一つ」におすすめの鎌倉彫

「それなら私にも使えそう!」と感じていただけましたら、次はいよいよ「最初の一つ」を選んでみませんか。秋の食卓にもぴったりの、日常で使いやすいアイテムを3つ厳選いたしました。

1. 銘々皿

お漬物や薬味をのせたり、お茶菓子皿として使ったり。アクセサリートレイとしても可愛らしい銘々皿は、まさに万能選手。食卓の小さなアクセントとして、鎌倉彫の美しさを気軽に楽しめます。
銘々皿をオンラインショップで見る

2. お箸

毎日必ず使うお箸だからこそ、少しだけ上質なものを選んでみませんか。鎌倉彫のお箸は、手にしっくりと馴染み、口当たりも滑らか。日々の食事が、より一層美味しく、丁寧な時間に感じられることでしょう。
お箸をオンラインショップで見る

3. 茶托(ちゃたく)

【飾るだけではもったいない、日常にこそ鎌倉彫を】専門店がお伝えしたい「用即美」の心

温かいお茶はもちろん、前回のブログでもご紹介したように、ガラスのコップと合わせて冷たい飲み物のコースター代わりにも。一枚あるだけで、おもてなしの心が伝わる、格調高い空間を演出できます。
茶托をオンラインショップで見る

まずはここから、「鎌倉彫のある暮らし」を始めてみませんか?

実物に触れるなら鎌倉のお店へ

もちろん、写真だけでは伝わらない魅力もございます。職人が彫り上げた文様の立体感や、光を受けてしっとりと輝く漆の艶やかさは、ぜひ一度、鎌倉の店舗で直接お手に取って感じていただきたい逸品です。秋の散策がてら、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

オンラインショップなら、ご自宅でじっくり選べます

「お店まで行くのは難しい」「家でゆっくり考えたい」というお客様には、陽雅堂のオンラインショップがおすすめです。 掲載している品々は、すべて専門スタッフが厳選した確かなものばかり。ご自宅でじっくりと、ご自身のライフスタイルに合う一品をお選びいただけます。

陽雅堂オンラインショップはこちら

暮らしの中に、ささやかな特別を

鎌倉彫 陽雅堂

いかがでしたでしょうか。鎌倉彫は、決して遠い存在ではなく、皆様の暮らしにそっと寄り添い、日常を少しだけ特別なものにしてくれる、意外と身近な存在でございます。 この秋、ご自身へのご褒美に、また大切な方への贈り物に、鎌倉彫という選択を加えてみてはいかがでしょうか。その最初の一歩を、陽雅堂がお手伝いできましたら幸いです。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

そろそろ秋の準備をしませんか。お月見の豆知識と、月を愛でる鎌倉彫のうつわ

そろそろ秋の準備をしませんか。お月見の豆知識と、月を愛でる鎌倉彫のうつわ

8月も後半に差し掛かり、暦の上では秋となりましたが、まだまだ厳しい残暑が続いております。

皆様、健やかにお過ごしでございましょうか。
朝夕の風や虫の音に、ふと秋の気配を感じる瞬間も増えてきたように思います。

本日はそんな夏の終わりの時期に、少しだけ先の季節に想いを馳せて「秋の準備」を始めてみてはいかがでしょうか、というご提案でございます。

テーマは、日本の美しい習慣「お月見」です。

日本の美しい習慣「お月見」

お月見は、秋の澄んだ夜空に浮かぶ月を眺め、その美しさを愛でると共に作物の収穫に感謝する古くから続く風雅な習わしでございます。
「中秋の名月」や「十五夜」という言葉を、皆様も耳にされたことがあるかと存じます。

今年2025年の中秋の名月は、10月6日(月)でございます。
この日には、月の満ち欠けにちなんで丸いお団子(月見団子)や、魔除けの意味を持つススキなどをお供えして、自然の恵みに感謝を捧げます。

ちょっと深い、お月見の豆知識

何気なく楽しんでいるお月見ですが、実はあまり知られていない興味深い側面がございます。

それは中秋の名月は、必ずしも満月ではないという事です。

「十五夜」と聞くと、満月を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。しかし、月の軌道の関係で、旧暦の15日と天文学的な満月の日付にはわずかなズレが生じることがございます。
そのため、中秋の名月が必ずしも完璧な満月とは限らないのです。

少しだけ欠けた月にもまた趣があり、日本人の不完全なものをも愛でる美意識が感じられるようでございます。

ちなみに、今年2025年の中秋の名月は10月6日(月)ですが、満月は翌日の10月7日(火)だそうです。
当日はぜひ夜空を見上げ、「完璧ではない月」の持つ奥ゆかしい美しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。

月見団子を美しく盛り付ける、鎌倉彫のうつわ

鎌倉彫 陽雅堂
盛り付け画像はイメージです

少し知識を深めると、今年のお月見がより一層楽しみになってまいりますね。

せっかくの美しいお月見です。
お供えする月見団子もそれにふさわしい器に盛り付ければ、その場がさらに清らかで特別なものになります。

陽雅堂では、そんなお月見の夜に華を添える鎌倉彫のお皿をご提案しております。

おすすめのうつわ:「桃皿 7寸 梅崩し 沈」

桃皿 7寸 梅崩し 沈

今年のお月見にぜひお使いいただきたいのが、こちらの「桃皿 7寸 梅崩し 沈」でございます。

お団子を引き立てる大きさ
直径7寸(約20cm)という大きさは、お団子を美しく盛り付けるのにまさにちょうど良いサイズでございます。

繊細な「梅崩し 沈」の意匠
月の光や室内の灯りを受けて、彫り跡がほのかに煌めく様は大変優美でございます。

もちろんお月見だけでなく、季節の和菓子やお客様へのおもてなし、日常の食卓でも幅広くお使いいただけます。
食器用洗剤で洗っていただけますので、お団子のような汚れやすい食品を盛り付けていただいても大丈夫です。

桃皿 7寸 梅崩し 沈はこちら

丁寧な準備で、心豊かな秋を迎える

厳しい暑さの夏が過ぎれば実りの秋、そして美しい月が夜空を照らす季節がやってまいります。 

まだまだ暑さは続きますが、少し早めに秋の準備を始め、日本の美しい伝統に思いを馳せる時間は日々の暮らしに静かな潤いをもたらしてくれることでしょう。

今年の「中秋の名月」はぜひ鎌倉彫の器と共に、心豊かなひとときをお過ごしになってみてはいかがでしょうか。 

陽雅堂の店舗またオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

【飾るだけではもったいない、日常にこそ鎌倉彫を】専門店がお伝えしたい「用即美」の心

【飾るだけではもったいない、日常にこそ鎌倉彫を】専門店がお伝えしたい「用即美」の心

7月も半ばを過ぎ、日差しに本格的な夏の力を感じる季節となりました。
冷たい麦茶やつるりとした喉越しの素麺が、ことさらに美味しく感じられますね。

本日はそんな日々の暮らしをほんの少し豊かに、そして美しくしてくれる、日本の素晴らしい考え方「用即美(ようそくび)」と、それを体現する鎌倉彫の品々についてお話しさせていただきます。

「用即美(ようそくび)」の心。道具は使ってこそ美しい

【飾るだけではもったいない、日常にこそ鎌倉彫を】専門店がお伝えしたい「用即美」の心

「伝統工芸品」と聞くと、皆様はどのようなイメージをお持ちでございましょうか。

「床の間に飾る高価なもの」「桐の箱に仕舞い、特別な時にだけ取り出すもの」。もちろんそのような家宝として代々受け継がれていくべき、美術品としての側面もございます。

しかし、私ども陽雅堂が大切にしているもう一つの考え方が「用即美」、すなわち「用いること、それすなわち美しさ」という心でございます。

ただただ大切に守り保管いただくだけでなく、日常の中で大切に、そして積極的に使っていただくことでその道具は本来の輝きを増し、本当の意味で「美しい」ものになると私どもは考えております。

漆の器は使うほどに艶やかに、手馴染みよく育ってまいります。
日々の食卓で、お客様のおもてなしで、その道具が人と共に時を重ねていく。そこにこそ、単なる「物」を超えた、温かい物語と美しさが宿るのではないでしょうか。

日常を豊かにするキーアイテム。鎌倉彫の小さな道具たち

鎌倉彫 陽雅堂

「いきなり高価なものを日常で使うのは少し勇気がいる…」と思われるかもしれません。 まずは暮らしの中の小さな道具から、この「用即美」の考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

いつもの食卓にポンと一つ本物の鎌倉彫があるだけで、空間がふっと華やかになったり、背筋が伸びるような心地よい緊張感が生まれたりするものです。

日常使いしながらその手触りや使い心地の中に、職人の手仕事の素晴らしさを実感していただくこと。それこそが、私ども作り手にとっての大きな喜びでございます。

おすすめの「用即美」の品々

暮らしの中で鎌倉彫の魅力に触れていただく第一歩として、おすすめの品を二つご紹介いたします。

楊枝入れ 楕円型 梅ちらし

楊枝入れ 楕円型 梅ちらし

食卓の片隅に置かれる、小さな楊枝入れ。
しかし、このような細やかな道具にこそ、その家の美意識が表れるものでございます。

こちらの楊枝入れは、春の訪れを告げる「梅」の文様を散らした大変上品な一品。
お客様へのおもてなしの際に、そっと添えてあるだけで、細やかな心遣いが伝わります。

日常の食卓に、小さな芸術品を置くような、ささやかな贅沢をお楽しみいただけます。

商品はこちら

箸箱 二膳用 引出し式 春蘭

箸箱 二膳用 引出し式 春蘭

毎日使うお箸を、丁寧に仕舞うための箸箱です。

引出し式になっており、所作も美しく、またお箸を埃から守るという実用性も兼ね備えております。
描かれているのは、高貴な香りと清楚な姿から古来より愛される「春蘭」。ご夫婦の記念日や、大切な方への贈り物としても最適でございます。

「お箸を大切にする」という行為を通じて、日々の食事への感謝の気持ちも自然と深まるようでございます。

商品はこちら

暮らしの中に、本物の輝きを

鎌倉彫の「用即美」。

それは、特別な日だけでなく、何気ない日常の中にこそ、本物の輝きを見出すという、豊かな心の在り方でございます。

いつもの暮らしに、陽雅堂の鎌倉彫を一つ加えてみませんか。きっとそれは、皆様の毎日を、より味わい深く、美しいものへと変えてくれることと存じます。

ぜひ陽雅堂の店舗にて、日々の暮らしを彩る様々な「用の美」の品々を、お手に取ってご覧くださいませ。

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

鎌倉彫とガラスで涼を愉しむ夏支度〜茶托とお盆で食卓を豊かに〜

鎌倉彫 陽雅堂

いよいよ本格的な夏の到来を肌で感じる6月の末となりました。

日差しが強くなるにつれ、「暮らしの中に『涼』を取り入れたい」と自然に思うものでございます。

本日はそんな日本の夏をより豊かに、そして涼やかに過ごすためのご提案をさせていただきます。

鎌倉彫の茶托とガラスの器が織りなす夏の情景

鎌倉彫 陽雅堂

先日、社内のミーティングでのことでございます。

ふとテーブルに目をやると、鎌倉彫の茶托にガラスの湯呑みがちょこんと乗っておりました。

湯呑みの中には、冷たい麦茶。

ガラスの透明感と、木の温もり。

その意外なようでいて実に見事な調和に、なんだかとても心が和み、日本の夏らしさや丁寧な暮らしの心地よさを感じてほっこりとした気持ちになりました。

ガラスのコップやカップには、普段は布や珪藻土などのコースターを合わせることが多いかと存じます。

それはもちろん、機能的で素晴らしい組み合わせです。

しかしそのコースターを一枚、鎌倉彫の「茶托」に変えてみるだけでいつものお茶の時間が、ぐっと上質なものに変わるのです。

そこにはお客様をお迎えする「おもてなしの心」が生まれ、漆の深い艶が「高級感」を演出し、そして何よりも鎌倉彫の持つ「木の温もり」が、冷たい飲み物との対比でかえって心に温かい気持ちをもたらしてくれます。

また、ガラスの器からしたたる水滴もしっかりと受け止めてくれるので、機能性の面でも夏の食卓で実用的にお使いいただけます。

茶托 4.5寸 八方刀痕

茶托 4.5寸 八方刀痕
茶托 4.5寸 八方刀痕

日常使いのコースターを少し特別な茶托に変えてみたい、という皆様へおすすめしたいのが、こちらの「茶托 4.5寸 八方刀痕(はっぽうとうこん)」でございます。 

八方へ向かう刀の痕跡を意匠としたこの文様は、力強く潔い美しさがございます。

一見シンプルながら、光の当たる角度によって彫りの陰影が豊かに変化し、職人の確かな手仕事を感じさせます。

どんな器にも合わせやすく、それでいて確かな品格を添えてくれる、まさに日々の暮らしに取り入れやすい一枚です。

茶托 4.5寸 八方刀痕

夏の食卓を格上げする鎌倉彫のお盆

鎌倉彫 陽雅堂

「鎌倉彫とガラス」の美しい組み合わせは、お茶の時間だけにとどまりません。

例えば夏の昼食の定番である、そうめんや冷やし中華。

ガラスの器に盛られた色鮮やかな麺や具材はそれだけでも涼やかで美味しそうですが、その器を鎌倉彫のお盆に載せてみてください。

漆の深い色合いがガラスの透明感と料理の色を引き立て、まるで料亭でいただく一品のようにお料理がひとグレードアップしたような、特別な気持ちになります。

丁寧にしつらえた食事は、心まで満たしてくれるものでございます。

角盆 7×7 網代

角盆 7×7 網代
角盆 7×7 網代

夏の麺類などをいただく一人膳として、ぴったりのサイズなのがこちらの「角盆 7×7 網代(あじろ)」です。

竹や木を編み込んだ伝統的な網代文様は、見た目にも涼やかで、夏の食卓に最適です。

約21cm四方の大きさはお椀や小鉢を載せるのに丁度良く、普段の食事からおもてなしまで、様々なシーンで活躍してくれます。

角盆 7×7 網代

暮らしの中に涼やかさと温もりを

鎌倉陽雅堂外観

厳しい暑さが続く日本の夏。

ひんやりとしたガラスの器と、人の手の温もりが宿る鎌倉彫。

この二つを組み合わせることで生まれる涼やかさと温かみが調和した豊かな時間を、ぜひ皆様の暮らしの中にも取り入れてみてはいかがでしょうか。

いつもの食卓が少しだけ丁寧で、特別なものになる。

そんな夏支度のお手伝いができましたら、幸いでございます。 

陽雅堂の店舗、またオンラインショップにて皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

陽雅堂地図
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂  ☎ 0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。