処暑の候。うつわから始める「食卓の衣替え」と秋の気配

処暑の候。うつわから始める「食卓の衣替え」と秋の気配

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

8月も下旬を迎え、暦の上では暑さが和らぐとされる「処暑」の時期となりました。関東地方では、8月のお盆を過ぎたあたりから、夕方になるとどこからともなく涼しげな風が吹き抜けるようになりましたね。夕暮れ時に響く虫の音にも、かすかに秋の足音が混じるようになってまいりました。

日中の日差しはまだ力強いものの、ふとした瞬間に秋の気配を感じる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

季節の移ろいを感じ始めるこの時期、陽雅堂からは日々の暮らしに秋を取り入れる「食卓の衣替え」をご提案させていただきます。

秋の気配を呼び込む、うつわの「衣替え」

秋の気配を呼び込む、うつわの「衣替え」

「衣替え」と申しますと洋服を秋物へと入れ替えることを思い浮かべますが、残暑が厳しいこの時期に厚手の洋服を着るのはまだ少し早い気がいたします。そこでおすすめしたいのが、毎日目にする「食卓のうつわ」から少しずつ秋の装いへと変えていくという楽しみ方でございます。

夏の間に大活躍してくれた透明なガラスの器や、寒色系のテーブルクロスを少しお休みさせ、代わりに深みのある漆の器を取り入れてみてください。800年という長い歴史を持つ鎌倉彫の漆黒や朱色、そして落ち着いた飴色の艶は秋の深まりを感じさせる温かみを持っています。

テーブルの上に一つ漆塗りの器や木のお道具が並ぶだけで、食卓全体の空気がスッと落ち着き、秋の夜長を楽しむための上質な空間へと生まれ変わります。

食卓に舞い降りた秋。銀杏のうつわと小物

本日は食卓にいち早く秋の風を運んでくれる、美しい「銀杏」をモチーフにしたお品を2点ご紹介いたします。

銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏

銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏
銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏

少しずつ色づき始める秋の風景を切り取ったような、美しい銀杏の葉が彫り込まれた銘々皿です。4.5寸(約13.5cm)というサイズは秋の味覚である栗を使った和菓子や、みずみずしい季節の果物を乗せるのに大変重宝いたします。

こちらの銘々皿は、縁が「十六角型」にカットされているのが大きな特徴で、丸いお皿とは一味違うシャープでモダンな雰囲気が食卓のアクセントになります。秋のティータイムを一段と優雅に演出してくれる一枚です。

 → 「銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏」をオンラインショップで見る

イチョウの箸置き(※店舗限定商品)

箸置きイチョウ(店頭のみの取扱)

食卓の小さな主役としておすすめしたいのが、コロンとした形が愛らしいイチョウの箸置きです。箸置きは、季節感を手軽に取り入れることができる最高のお道具。いつものお箸にこちらの箸置きを添えるだけで、ご家族の会話にも秋の話題が花咲くことでしょう。 

こちらのお品は【店頭のみのお取り扱い】となっております。涼しい風が吹き始めた鎌倉の散策がてら、ぜひ実際にお手に取ってその木の温もりを感じてみてください。

温かいお茶が恋しくなる夜に。椿の丸盆

夕暮れ時の風が涼しくなり、少しずつ温かいお茶が恋しくなるこれからの季節。お茶の時間をより丁寧なものにしてくれるのが、使い勝手の良い丸盆です。

丸盆8寸 椿A

丸盆8寸 椿A
丸盆8寸 椿A

お客様へお茶をお出しする際や、ご自身のリラックスタイムに急須と湯呑みを運ぶのにぴったりの8寸(約24cm)の丸盆でございます。盤面には冬に向かって凛と咲き誇る「椿」の花が、鎌倉彫特有の力強くも流麗な刀目で深く彫り込まれています。

椿は生命力の強さと気高さの象徴として、古くから愛されてきた吉祥文様です。漆の奥深い艶と立体的な彫りの美しさが、秋の夜長のティータイムに静かな安らぎをもたらしてくれます。

 → 「丸盆8寸 椿A」をオンラインショップで見る

移りゆく季節を、手のひらの上の伝統とともに

秋

少しずつ、しかし確実に深まっていく秋の気配。 季節の移ろいを肌で感じながら日々の暮らしに寄り添うお道具を入れ替えていくことは、日本人が古来より大切にしてきた心豊かな文化でございます。

皆様の食卓が鎌倉彫の温もりとともに、実り多き秋の喜びで満たされますように。 涼やかな風が吹き始めた鎌倉にて、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

オンラインショップでも、秋の夜長を彩るお品を多数ご用意しております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
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神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
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目から涼をとる夏のおもてなし。冷茶を運ぶ凛とした「丸盆」のしつらえと茶托

目から涼をとる夏のおもてなし。冷茶を運ぶ凛とした「丸盆」のしつらえと茶托

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

8月に入り、連日うだるような厳しい暑さが続いております。空には入道雲が湧き上がり、夏本番の力強い日差しが鎌倉の街にも降り注いでおりますが、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

来週にはお盆を控え、ご自宅にご親戚やご友人を招くなど、来客の機会が増える時期でもございます。本日は、うだるような暑さの中をご訪問くださるお客様へ向けた「涼」の演出と、おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割についてお話しさせていただきます。

暑い中お越しくださるお客様へ。「目から涼をとる」おもてなし

暑い中お越しくださるお客様へ。「目から涼をとる」おもてなし

真夏の強い日差しの中、汗を拭いながら足を運んでくださったお客様。お迎えするにあたり、まずは心地よく冷えた涼しいお部屋へご案内することが、何よりのご馳走であり第一のおもてなしでございます。

しかし、日本のおもてなしの心は、ただ空間の温度を下げることだけにとどまりません。ガラスの器に注がれた冷たい緑茶の涼やかな緑色や、氷を浮かべたような瑞々しい夏の水菓子(和菓子)など、「視覚」から涼しさを感じていただく工夫こそが、季節感を大切にする日本人ならではの細やかな心配りと言えます。

おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割

おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割

そんな冷たいお茶や水菓子をお出しする際、決して欠かすことができないのが「お盆」と「茶托(ちゃたく)」の存在です。

お盆は、単に一度に複数のものを運ぶための便利な道具ではございません。お茶やお菓子をお盆に乗せるという行為には、日常の空間と切り離し、「あなたのために特別にご用意したものです」という相手への深い敬意を表す意味が込められています。 また、茶托には、冷たいお茶を入れたグラスに結露した水滴を受け止め、大切なテーブルを濡らさないようにするという実用的な役割と同時に、飲み物の格を一段引き上げ、改まった場にふさわしいしつらえにするという重要な役割がございます。

こうしたおもてなしの場において、プラスチック製品ではなく、職人の手によって作られた本物の「鎌倉彫」のお道具をお使いいただくこと。それは、お迎えするお客様への最大限の歓迎の意であり、もてなす側の品格と丁寧な暮らしぶりを静かに物語ってくれるのです。

夏の食卓に涼を呼ぶ。陽雅堂のおすすめ2選

本日は、夏の涼やかなおもてなしにふさわしい、彫りが浅くすっきりとした意匠のおすすめのお道具を2点ご紹介いたします。

鎌倉彫 茶托 3.5寸 八方刀痕

茶托 3.5寸 八方刀痕

3.5寸(約10.5cm)の、使い勝手の良い小ぶりな茶托でございます。「八方刀痕」とは、中心から外側に向かって放射状に力強い刀の痕(彫り目)を残した、鎌倉彫ならではのシンプルでモダンな意匠です。余計な装飾を削ぎ落としたシャープな彫りは、冷茶を注いだガラスのコップと抜群の相性を誇ります。漆の深い色合いが、グラスに滴る水滴をいっそう涼しげに、美しく引き立ててくれる名脇役です。 

「鎌倉彫 茶托 3.5寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

丸盆 7寸 紫陽花

丸盆 7寸 紫陽花

お客様へお茶とお菓子を運ぶのにちょうど良い、7寸(約21cm)の丸盆です。初夏を代表する花である「紫陽花」が、浅く上品な彫りで表現されています。紫陽花は梅雨の時期の花ではございますが、伝統工芸の世界においては、雨上がりの瑞々しさや涼やかさを呼び起こす意匠として、盛夏のおもてなしにも大変喜ばれます。決して主張しすぎない凛とした彫りが、上に乗せる器や水菓子の美しさを優しく受け止め、涼を呼ぶ空間を完成させてくれます。 

「丸盆 7寸 紫陽花」をオンラインショップで見る

心を尽くした道具で、涼やかなひとときを

心を尽くした道具で、涼やかなひとときを

暑い日のおもてなしは、準備をする側にとっても大変なものですが、美しい道具が一つあるだけで、お客様をお迎えする所作に自然と自信とゆとりが生まれます。

目から涼をとる、凛とした鎌倉彫のしつらえ。 この夏はぜひ、本物の伝統工芸品とともに、大切な方と心穏やかな涼のひとときをお過ごしくださいませ。

陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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職人の手仕事と息遣いを感じる。鎌倉彫「刀痕」の魅力

職人の手仕事と息遣いを感じる。鎌倉彫「刀痕」の魅力

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

三月も下旬を迎え、鎌倉は一年で最も華やぐ季節となりました。鶴岡八幡宮へと続く段葛では満開の桜が参道を薄紅色に染め上げ、うららかな春の陽気に誘われて多くの方が行き交っております。新しい門出を迎える方も多いこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて本日は、職人の力強い息遣いがそのまま意匠となる「刀痕(とうこん)」モチーフに焦点を当て、その奥深い魅力とおすすめの品々をご紹介いたします。

力強くも美しい。彫刻刀が織りなす「刀痕」の魅力

「刀痕」とはその名の通り、ノミによって木地を彫り進めた際に残る「削り跡」のことです。工芸品において削り跡は滑らかに整えられることが多いですが、鎌倉彫ではこの刀痕そのものをひとつの模様として活かします。

職人が一刀一刀彫り進めた力強い跡は、手仕事ならではの温もりと躍動感に溢れています。刀痕が幾重にも連なることで生まれる細やかな凹凸は、上に塗り重ねられた漆に豊かな陰影を与え、光の当たり具合によってハッとするほど艶やかな表情を見せてくれます。

花鳥風月などの具象的な柄を持たないモダンで幾何学的なデザインであるため、和室はもちろん、現代の洋風なダイニングテーブルやリビングにも見事に調和いたします。

末広がりを意味する吉祥文様「八方刀痕」

今回ご紹介する品々に施されているのは、「八方刀痕(はっぽうとうこん)」と呼ばれるデザインです。中心から四方八方へと広がるように刀痕を彫り入れたこの意匠は、数字の「八」が持つ「末広がり」の意味と重なり、無限に広がる繁栄や幸福を願う縁起の良いモチーフとされております。

お祝い事の贈り物としてはもちろん、新しい季節を迎えるご自宅用のしつらえとしても大変おすすめでございます。

暮らしに力強い美しさを。八方刀痕のおすすめの品々

陽雅堂ではこの縁起の良い八方刀痕をあしらった、日常使いにふさわしい器をご用意しております。日々の暮らしを豊かに彩る品々をご紹介いたします。

銘々皿 胴張4寸 八方刀痕

銘々皿 胴張4寸 八方刀痕

胴張(どうばり)と呼ばれる、四辺が緩やかな弧を描くようにふくらみを持たせた優しいフォルムの銘々皿(約12cm)です。小ぶりながらも、全面に施された八方刀痕が確かな存在感を放ちます。春色の和菓子や、お茶請けの小さなお菓子をのせると、彫りの陰影がお菓子を一層美味しそうに引き立ててくれます。来客時のおもてなしにも重宝する一枚です。

 → 「銘々皿 胴張4寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

角皿 7寸 八方刀痕A

角皿 7寸 八方刀痕A

使い勝手の良い7寸(約21cm)サイズの角皿でございます。直線的な角皿のシャープさと、職人の手跡である刀痕の力強さが絶妙なバランスで融合しております。少し大きめの季節のフルーツを盛り付けたり、オードブルやチーズなどを並べてお酒の席を彩るうつわとしてお使いいただいたりと、和洋を問わず食卓のアクセントとして活躍いたします。

 → 「角皿 7寸 八方刀痕A」をオンラインショップで見る

丸盆9寸 八方刀痕

丸盆9寸 八方刀痕
丸盆9寸 八方刀痕

日常使いのトレイとして最も使い勝手の良い、9寸(約27cm)サイズの丸盆です。急須とお湯呑みをのせてお茶を運ぶ際、ふと目を落とすと、中心から外側に向かって伸びやかに広がる刀痕の美しさに心を奪われます。末広がりの願いが込められたこの丸盆は、ご結婚のお祝いや新築祝い、ご長寿のお祝いなど、節目を彩るギフトとしても多くの方にお選びいただいております。

 → 「丸盆9寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

伝統の美しさをあなたのお手元に

汁椀 水面 朱盛りつけ例

職人の力強い手仕事の跡と、漆の艶が織りなす「刀痕」の美しさ。日常の中でふと触れた際、その温かみのある凹凸が手のひらに心地よい安心感を届けてくれることと存じます。

鎌倉へお越しの際はぜひ鶴岡八幡宮門前の当店へお立ち寄りいただき、実際の彫りの手触りや漆の艶をご覧くださいませ。陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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ひと足早い春の訪れ。鎌倉の梅と吉祥文様を愛でる暮らし

ひと足早い春の訪れ。鎌倉の梅と吉祥文様を愛でる暮らし

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

暦の上では「大寒」を迎え、一年で最も寒さが厳しくなる時期となりました。 しかし、ここ鎌倉では、凛とした冷たい空気の中にも、ふとした瞬間に春の気配を感じられるようになってまいりました。

鶴岡八幡宮の境内や、近くの荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)では、早咲きの梅がふっくらとした蕾をほころばせ始めています。 紅や白の小さな花が、冬枯れの景色に彩りを添える姿は、見る人の心を温かくしてくれますね。

本日は、そんな日本の春を告げる花である「梅」についてのお話と、梅をあしらった鎌倉彫をご紹介させていただきます。

実は渡来の美である梅と日本人の深い縁

梅の花

万葉の昔から日本人に愛されてきた梅の花。 日本古来のものと思われがちですが、実はそのルーツは海を越えたお隣、中国にあります。 はるか昔、遣唐使の手によって薬木や観賞用として日本へともたらされたといわれています。

現代では「花見」といえば桜を思い浮かべますが、奈良時代から江戸時代に桜が普及するまでの間、花見といえば「梅見」のことを指していました。 まだ寒さの残る時期に、他の花に先駆けて香しく咲く梅は、古の人々にとっても春の喜びそのものだったのでしょう。

新春を知らせる「吉祥文様」としての梅

雲盤 尺1 梅(うめ) 一色
雲盤 尺1 梅(うめ) 一色

鎌倉彫の図案としても、梅は大変人気のあるモチーフです。 寒さ厳しき冬に耐え、百花に先駆けて花を咲かせるその姿から、「忍耐力」や「生命力」の象徴とされています。

また、「産め(うめ)」という言葉の響きにかけて、子孫繁栄を願う意味も込められており、新春を代表する「吉祥文様(きっしょうもんよう)」の一つとして大切にされてきました。

ご自身で使うのはもちろん、大切な方への「春を待つ贈り物」としても、梅の文様は大変ふさわしいお品です。 本日は、今の季節にぴったりな二品をご紹介いたします。

おもてなしに最適な「楊枝ナイフ 梅 黒 五本組」

楊枝ナイフ 梅 黒 五本組
楊枝ナイフ 梅 黒 五本組

まずご紹介するのは、黒の漆に鮮やかな梅が映える楊枝ナイフです。

菓子切りとして、羊羹や季節の和菓子をいただく際に添えていただくと、それだけでお茶席がぐっと引き締まります。 黒の艶やかな光沢の中に彫り込まれた梅の花は、まるで夜明け前の空に咲く一輪のような凛とした美しさがございます。

五本組となっておりますので、ご家族団らんの時間や、ご来客時のおもてなしに最適です。 「春が来ましたね」と会話の花を咲かせるきっかけにいかがでしょうか。

「楊枝ナイフ 梅 黒 五本組」をオンラインショップで見る

胸元に早春の彩りを添える「ペンダント 上 梅」

ペンダント 上 梅
ペンダント 上 梅

次にご紹介するのは、装いのアクセントになるペンダントです。

冬の装いはどうしても色味が落ち着きがちですが、鎌倉彫の温かみのある赤(朱色)や彫りの陰影は、ニットやコートの胸元によく映えます。 小さな盤面の中に、職人の手仕事で丁寧に表現された梅の花。 身につけるだけで背筋がすっと伸びるような、清々しい気持ちにさせてくれます。

鎌倉散策のお供に、あるいは日常の装いに「季節」を取り入れる粋な楽しみとして、おすすめしたい一品です。

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春を探す鎌倉へ

梅商品

まだまだ寒い日が続きますが、梅のつぼみは着実に膨らんでいます。

鎌倉の梅の見頃は、例年2月中旬から3月上旬頃でございます。 早咲きの品種はすでにほころび始めており、これから少しずつ境内が華やいでまいります。長く楽しめるのも梅の魅力ですね。

八幡宮へのご参拝や、梅の名所めぐりの際には、ぜひ当店の梅の商品もお手に取ってご覧いただければ幸いです。

陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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成人祭を終えた静かな鎌倉で大人こそ愉しみたい「鎌倉彫」の深み

成人祭を終えた静かな鎌倉で大人こそ愉しみたい「鎌倉彫」の深み

皆様、こんにちは。鎌倉彫専門店「陽雅堂」ございます。

小寒を過ぎ、いよいよ冬の寒さが本格的になってまいりました。昨日は「成人の日」でございましたね。ここ鶴岡八幡宮の境内も、晴れ着に身を包んだ新成人の皆様の活気に満ち、冬の青空に鮮やかな彩りが添えられておりました。

本日は、そんな若人の眩しい姿を微笑ましく見守りながら、私共大人が大切にしたい「円熟した美」と、冬の静かなひとときを豊かに彩る逸品をご紹介いたします。

移ろう季節と大人の余裕を楽しむ

鎌倉彫 陽雅堂

鶴岡八幡宮の門前に店を構えておりますと、四季折々の行事を通じて、人生の節目を迎えられる多くの方々をお見受けいたします。昨日の成人祭もそのひとつ。若さゆえの輝きは誠に美しいものですが、それを眩しく、そして慈しむような心持ちで眺められるのは、様々な経験を重ねてこられた大人ならではの特権かもしれません。

慌ただしいお正月や祝祭が過ぎ、街に静寂が戻るこの時期。自分自身の心と向き合い、丁寧にお茶を点てる。あるいは、お気に入りの空間をしつらえる。そんな「何気ない、けれど上質な日常」こそが、大人の暮らしの醍醐味ではないでしょうか。

日々に奥行きを与える、鎌倉彫の茶道具と意匠

鎌倉彫 陽雅堂

長い年月を経て深みを増していく漆の艶は、どこか私たちが歩んできた道のりにも重なります。今、この年齢だからこそ手元に置きたい、品格あるお品をご紹介いたします。

高棗厚型 牡丹

高棗厚型 牡丹

「百花の王」と称される牡丹(ぼたん)。その華やかさは、単なる派手さではなく、揺るぎない自信と品格を象徴しております。この高棗は、厚みのある木地に力強く彫り込まれた牡丹の意匠が、手に取るたびに確かな充足感を与えてくれます。 

茶席においてはもちろん、書斎の片隅に置くだけでも、その場に凛とした空気が流れます。長い年月を経て磨かれた審美眼を持つ方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい、陽雅堂が自信を持っておすすめする最高級の棗でございます。

「高棗厚型 牡丹」をオンラインショップで見る

平棗

平棗

高棗とはまた異なる、落ち着いた佇まいを見せる「平棗(ひらなつめ)」。その安定感のあるフォルムと漆の深い光沢は、静寂を楽しむ冬の茶の湯にふさわしい趣がございます。 若かりし頃には気づかなかった、こうした「削ぎ落とされた美」に惹かれるのも、良い年を重ねてきた証かもしれません。日々の暮らしに静かな緊張感と癒しを添えてくれます。

「平棗」をオンラインショップで見る

色紙掛 沈 鉄線

色紙掛 沈 鉄線

壁面に一点、季節の移ろいを添える「色紙掛」。沈の技法で描かれた鉄線(てっせん)の花は、冬の澄んだ空気の中で際立つ繊細な美しさを持っております。 鉄線の蔓が固く結びつくように、これまで築いてきた大切な方々との「絆」を想いながら、お部屋の設えを整える。そんな余裕のある時間は、私たちの日常をいっそう豊かなものにしてくれるはずです。

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賑わいのあとの静かな鎌倉へ

鎌倉陽雅堂外観

若者たちの門出を祝う声が落ち着いた今、鎌倉は静かで落ち着いた本来の表情を見せております。

冷え込みが厳しい折、どうぞ温かくしてお出かけくださいませ。皆様がこれまで歩んでこられた時間に寄り添うような、奥行きのある鎌倉彫の世界をご用意して、お待ち申し上げております。

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