秋のおもてなしは「良い器」から。遊び心と漆の艶で彩る、お茶の時間のしつらえ

秋のおもてなしは「良い器」から。遊び心と漆の艶で彩る、お茶の時間のしつらえ

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

10月もいよいよ最終週を迎えました。朝夕の空気は一段と冷たさを増し、鎌倉の山々も少しずつ秋の色へと装いを深め始めております。

気候が安定し、お部屋に差し込む光も柔らかくなるこの時期は、ご自宅に親しいご友人やお客様をお招きする機会も増えるのではないでしょうか。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

本日は、深まる秋のティータイムをより上質な時間へと導く『おもてなしの器』と、大人の遊び心を効かせたテーブルコーディネートをご提案いたします。

おもてなしの心は一杯のお茶と良い器から

「遠方からわざわざ足を運んでくれた友人に、くつろいでもらいたい」
「久しぶりに会うお客様と、和やかな時間を過ごしたい」

ご自宅にお客様をお迎えする際、一番のおもてなしとなるのは相手を想うお気持ちそのものです。その目に見えない『歓迎の心』を最も美しく、そして雄弁に伝えてくれるのが、お茶と一緒にお出しする器の存在でございます。

お客様の顔を思い浮かべながら、どの器にどんなお菓子を乗せようかと戸棚の前で思案する時間。それはすでにおもてなしの始まりです。

上質な漆の器に季節の和菓子がそっと乗せられて運ばれてきた時、お客様は「自分のために、わざわざ良い器を選んで丁寧に準備をしてくれたのだな」と、言葉以上の深い歓迎のメッセージを受け取ることでしょう。良い器はその場の空気を和らげ、会話に美しい花を咲かせてくれる魔法の道具なのです。

和菓子の色彩が際立つ。最高級の黒「菓子皿 牡丹崩し 呂色」

秋のおもてなしにまずおすすめしたいのが、吸い込まれるような黒の艶が美しい菓子皿でございます。

菓子皿 牡丹崩し 呂色 秋

こちらは菓子皿 牡丹崩し 呂色(ろいろ)というお品です。
『呂色』とは、漆塗りの中でも最高級とされる仕上げの技法。塗っては炭で研ぎ、また塗っては磨くという途方もない手間をかけることで、まるで鏡面のような深く艶やかな黒を生み出します。

盤面には、百花の王である牡丹をモダンに図案化した『牡丹崩し』が彫り込まれており、光の加減によって、その流麗な彫りが静かに浮かび上がります。

写真をご覧いただくとお分かりのように、柿や栗といった秋の味覚を模した和菓子をこの呂色のお皿に乗せると、お菓子の鮮やかなオレンジや紫色がハッと息を呑むほど美しく際立ちます。まるで夜の闇の中に浮かび上がる芸術作品のように、お菓子そのものを極上のご馳走へと引き上げてくれる一枚です。
→ 「菓子皿 牡丹崩し 呂色」をオンラインショップで見る

自由な発想でおもてなし。「ペン皿」に託す大人の遊び心

そしてもう一つ、陽雅堂からぜひおすすめしたい粋な『おもてなしのアイデア』がございます。

ペン皿 秋

こちらの美しい朱色の横長のお皿。和菓子が上品に二つ並んでおりますが、実はこの器は本来、書斎などで使うペン皿(ペントレイ)として作られ、販売されているお品なのです。

「文房具を乗せるお皿に、食べ物を乗せてもいいの?」と驚かれるかもしれません。しかし、鎌倉彫のペン皿は食器類と同じ天然の木と上質な漆を用いて、堅牢に作られております。そのため銘々皿などと同様に、お茶請けのお皿としてもお使いいただけるのです。

細長い長方形のフォルムは、丸いお皿が多い食卓の中で、スタイリッシュでモダンなアクセントとなります。

用途にとらわれず、美しいものを自由に生活に取り入れる。それこそが本当に豊かなライフスタイルであり、最高のおもてなしの形ではないでしょうか。
→ 「ペン皿」をオンラインショップで見る

深まる秋、心通うひとときを

銘々皿 胴張4寸 八方刀痕 秋

おもてなしの心は、一杯のお茶と良い器から。
漆の艶やかな輝きと、手仕事の温もりが宿る鎌倉彫のお道具たちは、皆様の『大切な人をもてなしたい』という優しいお気持ちに、しっかりと寄り添ってくれます。

鎌倉の木々も少しずつ色づき、散策が楽しい季節となってまいりました。秋のお出かけの際には、ぜひ陽雅堂へもお立ち寄りいただき、ご自身ならではの『遊び心』を満たす器を探してみてくださいませ。

皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

北鎌倉の静かな秋風と。秋の和菓子を美しくいただく銘々皿のご提案

秋の装いを格上げ。ふんわりニットやジャケットに映える、鎌倉彫アクセサリーと抜け感のひみつ

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

10月に入り、鎌倉を吹き抜ける風にもすっかり秋の涼しさが混じるようになってまいりました。皆様、いかがお過ごしでございましょうか。

今年の9月は雨模様の日が多く、関東甲信地方をはじめ各地で統計開始以来の最少日照時間を更新するほどの異例の長雨となりました。木々が鮮やかに色づくには、朝晩の冷え込みと十分な日差しの二つが欠かせません。そのため、各地の人気スポットからも今年の色づきを心配する声が聞かれ、少し気がかりな秋の幕開けとなっています。

とはいえ、10月に入ってからは太平洋側を中心に秋晴れの日も増えてまいりました。これからの天候の回復と寒暖差によって、木々の色づきが少しでも進むことを期待したいですね。

しっとりとした北鎌倉の散策と、秋の味覚

紅葉の見頃にはまだ少し早いかもしれませんが、この時期の鎌倉は特に円覚寺や浄智寺などが集まる「北鎌倉エリア」が、大変素晴らしい風情に包まれます。

夏の終わりの湿気がすっかり抜け、静寂な境内をサワサワと揺らす涼しい秋風。木々の緑が少しずつ深みを増していくグラデーションを眺めながらの散策は日々の喧騒を忘れ、心身をリフレッシュさせてくれる最高のリラックスタイムです。

そんな北鎌倉をのんびりと歩いた後は老舗の和菓子屋さんへ立ち寄り、ほっくりとした「栗きんとん」や、季節の移ろいを表現した美しい秋の生菓子を買い求めてみてはいかがでしょうか。

少し肌寒く感じる夕暮れ時にご自宅で温かいお茶を丁寧に淹れ、買ってきたばかりの和菓子をいただく。それは、秋ならではの至福のひとときでございます。

【臨済宗大本山 円覚寺】
紅葉の見頃:例年11月中旬〜12月上旬頃
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
拝観時間:8:00〜16:30(12月〜2月は16:00)
拝観料:大人 500円(高校生以上)/小人 200円(小中学生)
アクセス:JR横須賀線「北鎌倉駅」下車 徒歩1分

いつものお菓子を特別に変える鎌倉彫の銘々皿

銘々皿 4.5寸 十六角型 八方刀痕 盛り付け例

買ってきた和菓子をいただく際はプラスチックのパックのままや洋風の白いお皿ではなく、ぜひ鎌倉彫の銘々皿を使ってみてください。

漆の深みのある色合いが、栗きんとんの黄色や生菓子の繊細な色彩をハッと驚くほど美しく引き立ててくれます。手彫りの温もりがある木の器にちょこんと乗せられたお菓子は、まるで高級な茶室で供される一品のようです。

もちろん特別な日の和菓子ばかりである必要はございません。スーパーやコンビニで買ってきた身近な秋のスイーツ(お団子や大福など)でも、鎌倉彫の銘々皿にそっと乗せるだけでいつものティータイムが格別で豊かな時間へと生まれ変わります。手仕事の器には、乗せるものの格を優しく引き上げてくれる不思議な力があるのです。

秋のティータイムに。使い勝手の良い銘々皿

本日は日々のティータイムに使いやすい、4.5寸〜5寸サイズの人気銘々皿をご紹介いたします。

銘々皿 角型 あやめ

銘々皿 角型 あやめ

すっきりとした角型(四角形)のシャープなフォルムに、凛とした「あやめ」が彫り込まれたモダンな銘々皿です。あやめは初夏の花ではございますが、伝統工芸の世界では、その気高い美しさから季節を問わず愛される意匠でございます。お饅頭や大福など丸い形の和菓子を角型のお皿に乗せると形と余白の美しいコントラストが生まれ、カフェのような洗練されたテーブルコーディネートが完成します。
→ 銘々皿 角型 あやめをオンラインショップで見る

銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し

銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し
銘々皿 胴張4寸 牡丹崩し

四方の辺がわずかに外側へふくらんだ胴張という、柔らかく優美な形が特徴の4寸(約12cm)の銘々皿です。百花の王である牡丹をあえて抽象的でモダンに図案化した「牡丹崩し」が彫り込まれており、伝統の中にも現代的な洗練を感じさせます。小ぶりなサイズは栗きんとんや練り切りなど、上品な秋の生菓子を一つ乗せるのに最も適しています。お客様のおもてなしにも大変喜ばれる一枚です。
→ 銘々皿 胴張4寸 牡丹崩しをオンラインショップで見る

秋の深まりを、温かいお茶とともに

秋の深まりを、温かいお茶とともに

お天気に翻弄される今年の秋ではございますが、少しずつ深まる季節の気配を手のひらの上の小さなお皿から感じていただければ幸いです。

秋の散策の帰り道にはぜひ陽雅堂へもお立ち寄りいただき、職人の手仕事の温もりに触れてみてくださいませ。

澄んだ秋空が広がる鎌倉にて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

処暑の候。うつわから始める「食卓の衣替え」と秋の気配

処暑の候。うつわから始める「食卓の衣替え」と秋の気配

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

8月も下旬を迎え、暦の上では暑さが和らぐとされる「処暑」の時期となりました。関東地方では、8月のお盆を過ぎたあたりから、夕方になるとどこからともなく涼しげな風が吹き抜けるようになりましたね。夕暮れ時に響く虫の音にも、かすかに秋の足音が混じるようになってまいりました。

日中の日差しはまだ力強いものの、ふとした瞬間に秋の気配を感じる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

季節の移ろいを感じ始めるこの時期、陽雅堂からは日々の暮らしに秋を取り入れる「食卓の衣替え」をご提案させていただきます。

秋の気配を呼び込む、うつわの「衣替え」

秋の気配を呼び込む、うつわの「衣替え」

「衣替え」と申しますと洋服を秋物へと入れ替えることを思い浮かべますが、残暑が厳しいこの時期に厚手の洋服を着るのはまだ少し早い気がいたします。そこでおすすめしたいのが、毎日目にする「食卓のうつわ」から少しずつ秋の装いへと変えていくという楽しみ方でございます。

夏の間に大活躍してくれた透明なガラスの器や、寒色系のテーブルクロスを少しお休みさせ、代わりに深みのある漆の器を取り入れてみてください。800年という長い歴史を持つ鎌倉彫の漆黒や朱色、そして落ち着いた飴色の艶は秋の深まりを感じさせる温かみを持っています。

テーブルの上に一つ漆塗りの器や木のお道具が並ぶだけで、食卓全体の空気がスッと落ち着き、秋の夜長を楽しむための上質な空間へと生まれ変わります。

食卓に舞い降りた秋。銀杏のうつわと小物

本日は食卓にいち早く秋の風を運んでくれる、美しい「銀杏」をモチーフにしたお品を2点ご紹介いたします。

銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏

銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏
銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏

少しずつ色づき始める秋の風景を切り取ったような、美しい銀杏の葉が彫り込まれた銘々皿です。4.5寸(約13.5cm)というサイズは秋の味覚である栗を使った和菓子や、みずみずしい季節の果物を乗せるのに大変重宝いたします。

こちらの銘々皿は、縁が「十六角型」にカットされているのが大きな特徴で、丸いお皿とは一味違うシャープでモダンな雰囲気が食卓のアクセントになります。秋のティータイムを一段と優雅に演出してくれる一枚です。

 → 「銘々皿 4.5寸 十六角型 銀杏」をオンラインショップで見る

イチョウの箸置き(※店舗限定商品)

箸置きイチョウ(店頭のみの取扱)

食卓の小さな主役としておすすめしたいのが、コロンとした形が愛らしいイチョウの箸置きです。箸置きは、季節感を手軽に取り入れることができる最高のお道具。いつものお箸にこちらの箸置きを添えるだけで、ご家族の会話にも秋の話題が花咲くことでしょう。 

こちらのお品は【店頭のみのお取り扱い】となっております。涼しい風が吹き始めた鎌倉の散策がてら、ぜひ実際にお手に取ってその木の温もりを感じてみてください。

温かいお茶が恋しくなる夜に。椿の丸盆

夕暮れ時の風が涼しくなり、少しずつ温かいお茶が恋しくなるこれからの季節。お茶の時間をより丁寧なものにしてくれるのが、使い勝手の良い丸盆です。

丸盆8寸 椿A

丸盆8寸 椿A
丸盆8寸 椿A

お客様へお茶をお出しする際や、ご自身のリラックスタイムに急須と湯呑みを運ぶのにぴったりの8寸(約24cm)の丸盆でございます。盤面には冬に向かって凛と咲き誇る「椿」の花が、鎌倉彫特有の力強くも流麗な刀目で深く彫り込まれています。

椿は生命力の強さと気高さの象徴として、古くから愛されてきた吉祥文様です。漆の奥深い艶と立体的な彫りの美しさが、秋の夜長のティータイムに静かな安らぎをもたらしてくれます。

 → 「丸盆8寸 椿A」をオンラインショップで見る

移りゆく季節を、手のひらの上の伝統とともに

秋

少しずつ、しかし確実に深まっていく秋の気配。 季節の移ろいを肌で感じながら日々の暮らしに寄り添うお道具を入れ替えていくことは、日本人が古来より大切にしてきた心豊かな文化でございます。

皆様の食卓が鎌倉彫の温もりとともに、実り多き秋の喜びで満たされますように。 涼やかな風が吹き始めた鎌倉にて、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

オンラインショップでも、秋の夜長を彩るお品を多数ご用意しております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

目から涼をとる夏のおもてなし。冷茶を運ぶ凛とした「丸盆」のしつらえと茶托

目から涼をとる夏のおもてなし。冷茶を運ぶ凛とした「丸盆」のしつらえと茶托

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店「陽雅堂」でございます。

8月に入り、連日うだるような厳しい暑さが続いております。空には入道雲が湧き上がり、夏本番の力強い日差しが鎌倉の街にも降り注いでおりますが、皆様いかがお過ごしでございましょうか。

来週にはお盆を控え、ご自宅にご親戚やご友人を招くなど、来客の機会が増える時期でもございます。本日は、うだるような暑さの中をご訪問くださるお客様へ向けた「涼」の演出と、おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割についてお話しさせていただきます。

暑い中お越しくださるお客様へ。「目から涼をとる」おもてなし

暑い中お越しくださるお客様へ。「目から涼をとる」おもてなし

真夏の強い日差しの中、汗を拭いながら足を運んでくださったお客様。お迎えするにあたり、まずは心地よく冷えた涼しいお部屋へご案内することが、何よりのご馳走であり第一のおもてなしでございます。

しかし、日本のおもてなしの心は、ただ空間の温度を下げることだけにとどまりません。ガラスの器に注がれた冷たい緑茶の涼やかな緑色や、氷を浮かべたような瑞々しい夏の水菓子(和菓子)など、「視覚」から涼しさを感じていただく工夫こそが、季節感を大切にする日本人ならではの細やかな心配りと言えます。

おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割

おもてなしの心を形にする「お盆」と「茶托」の役割

そんな冷たいお茶や水菓子をお出しする際、決して欠かすことができないのが「お盆」と「茶托(ちゃたく)」の存在です。

お盆は、単に一度に複数のものを運ぶための便利な道具ではございません。お茶やお菓子をお盆に乗せるという行為には、日常の空間と切り離し、「あなたのために特別にご用意したものです」という相手への深い敬意を表す意味が込められています。 また、茶托には、冷たいお茶を入れたグラスに結露した水滴を受け止め、大切なテーブルを濡らさないようにするという実用的な役割と同時に、飲み物の格を一段引き上げ、改まった場にふさわしいしつらえにするという重要な役割がございます。

こうしたおもてなしの場において、プラスチック製品ではなく、職人の手によって作られた本物の「鎌倉彫」のお道具をお使いいただくこと。それは、お迎えするお客様への最大限の歓迎の意であり、もてなす側の品格と丁寧な暮らしぶりを静かに物語ってくれるのです。

夏の食卓に涼を呼ぶ。陽雅堂のおすすめ2選

本日は、夏の涼やかなおもてなしにふさわしい、彫りが浅くすっきりとした意匠のおすすめのお道具を2点ご紹介いたします。

鎌倉彫 茶托 3.5寸 八方刀痕

茶托 3.5寸 八方刀痕

3.5寸(約10.5cm)の、使い勝手の良い小ぶりな茶托でございます。「八方刀痕」とは、中心から外側に向かって放射状に力強い刀の痕(彫り目)を残した、鎌倉彫ならではのシンプルでモダンな意匠です。余計な装飾を削ぎ落としたシャープな彫りは、冷茶を注いだガラスのコップと抜群の相性を誇ります。漆の深い色合いが、グラスに滴る水滴をいっそう涼しげに、美しく引き立ててくれる名脇役です。 

→ 「鎌倉彫 茶托 3.5寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

丸盆 7寸 紫陽花

丸盆 7寸 紫陽花

お客様へお茶とお菓子を運ぶのにちょうど良い、7寸(約21cm)の丸盆です。初夏を代表する花である「紫陽花」が、浅く上品な彫りで表現されています。紫陽花は梅雨の時期の花ではございますが、伝統工芸の世界においては、雨上がりの瑞々しさや涼やかさを呼び起こす意匠として、盛夏のおもてなしにも大変喜ばれます。決して主張しすぎない凛とした彫りが、上に乗せる器や水菓子の美しさを優しく受け止め、涼を呼ぶ空間を完成させてくれます。 

→ 「丸盆 7寸 紫陽花」をオンラインショップで見る

心を尽くした道具で、涼やかなひとときを

心を尽くした道具で、涼やかなひとときを

暑い日のおもてなしは、準備をする側にとっても大変なものですが、美しい道具が一つあるだけで、お客様をお迎えする所作に自然と自信とゆとりが生まれます。

目から涼をとる、凛とした鎌倉彫のしつらえ。 この夏はぜひ、本物の伝統工芸品とともに、大切な方と心穏やかな涼のひとときをお過ごしくださいませ。

陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら

職人の手仕事と息遣いを感じる。鎌倉彫「刀痕」の魅力

職人の手仕事と息遣いを感じる。鎌倉彫「刀痕」の魅力

皆様、こんにちは。
鎌倉彫専門店 陽雅堂でございます。

三月も下旬を迎え、鎌倉は一年で最も華やぐ季節となりました。鶴岡八幡宮へと続く段葛では満開の桜が参道を薄紅色に染め上げ、うららかな春の陽気に誘われて多くの方が行き交っております。新しい門出を迎える方も多いこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて本日は、職人の力強い息遣いがそのまま意匠となる「刀痕(とうこん)」モチーフに焦点を当て、その奥深い魅力とおすすめの品々をご紹介いたします。

力強くも美しい。彫刻刀が織りなす「刀痕」の魅力

「刀痕」とはその名の通り、ノミによって木地を彫り進めた際に残る「削り跡」のことです。工芸品において削り跡は滑らかに整えられることが多いですが、鎌倉彫ではこの刀痕そのものをひとつの模様として活かします。

職人が一刀一刀彫り進めた力強い跡は、手仕事ならではの温もりと躍動感に溢れています。刀痕が幾重にも連なることで生まれる細やかな凹凸は、上に塗り重ねられた漆に豊かな陰影を与え、光の当たり具合によってハッとするほど艶やかな表情を見せてくれます。

花鳥風月などの具象的な柄を持たないモダンで幾何学的なデザインであるため、和室はもちろん、現代の洋風なダイニングテーブルやリビングにも見事に調和いたします。

末広がりを意味する吉祥文様「八方刀痕」

今回ご紹介する品々に施されているのは、「八方刀痕(はっぽうとうこん)」と呼ばれるデザインです。中心から四方八方へと広がるように刀痕を彫り入れたこの意匠は、数字の「八」が持つ「末広がり」の意味と重なり、無限に広がる繁栄や幸福を願う縁起の良いモチーフとされております。

お祝い事の贈り物としてはもちろん、新しい季節を迎えるご自宅用のしつらえとしても大変おすすめでございます。

暮らしに力強い美しさを。八方刀痕のおすすめの品々

陽雅堂ではこの縁起の良い八方刀痕をあしらった、日常使いにふさわしい器をご用意しております。日々の暮らしを豊かに彩る品々をご紹介いたします。

銘々皿 胴張4寸 八方刀痕

銘々皿 胴張4寸 八方刀痕

胴張(どうばり)と呼ばれる、四辺が緩やかな弧を描くようにふくらみを持たせた優しいフォルムの銘々皿(約12cm)です。小ぶりながらも、全面に施された八方刀痕が確かな存在感を放ちます。春色の和菓子や、お茶請けの小さなお菓子をのせると、彫りの陰影がお菓子を一層美味しそうに引き立ててくれます。来客時のおもてなしにも重宝する一枚です。

 → 「銘々皿 胴張4寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

角皿 7寸 八方刀痕A

角皿 7寸 八方刀痕A

使い勝手の良い7寸(約21cm)サイズの角皿でございます。直線的な角皿のシャープさと、職人の手跡である刀痕の力強さが絶妙なバランスで融合しております。少し大きめの季節のフルーツを盛り付けたり、オードブルやチーズなどを並べてお酒の席を彩るうつわとしてお使いいただいたりと、和洋を問わず食卓のアクセントとして活躍いたします。

 → 「角皿 7寸 八方刀痕A」をオンラインショップで見る

丸盆9寸 八方刀痕

丸盆9寸 八方刀痕
丸盆9寸 八方刀痕

日常使いのトレイとして最も使い勝手の良い、9寸(約27cm)サイズの丸盆です。急須とお湯呑みをのせてお茶を運ぶ際、ふと目を落とすと、中心から外側に向かって伸びやかに広がる刀痕の美しさに心を奪われます。末広がりの願いが込められたこの丸盆は、ご結婚のお祝いや新築祝い、ご長寿のお祝いなど、節目を彩るギフトとしても多くの方にお選びいただいております。

 → 「丸盆9寸 八方刀痕」をオンラインショップで見る

伝統の美しさをあなたのお手元に

汁椀 水面 朱盛りつけ例

職人の力強い手仕事の跡と、漆の艶が織りなす「刀痕」の美しさ。日常の中でふと触れた際、その温かみのある凹凸が手のひらに心地よい安心感を届けてくれることと存じます。

鎌倉へお越しの際はぜひ鶴岡八幡宮門前の当店へお立ち寄りいただき、実際の彫りの手触りや漆の艶をご覧くださいませ。陽雅堂の店舗、そしてオンラインショップにて、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【陽雅堂公式オンラインショップ】
https://shop.yogado.jp/

【実店舗】

鎌倉彫陽雅堂 マップ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-30
(鶴岡八幡宮目の前)
平日10:00〜17:00
土日 9:00〜17:30

【お問合せ】
メールでのお問合せはこちら
鎌倉彫陽雅堂   TEL:0467‐25‐373

【公式LINE】
陽雅堂公式LINEにて最新情報やお得なクーポンを配布中
公式LINEはこちら

【公式Instagram】
陽雅堂のスタッフが鎌倉の風景や商品を紹介しています。
公式Instagramはこちら